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愛知県埋蔵文化財センター  - 公益財団法人愛知県教育・スポーツ振興財団

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my weblog : 201409

9/30/2014

西地・東地遺跡の地元説明会のおしらせ

Filed under: - palace @ 9:00 am

日頃は愛知県埋蔵文化財センターの活動にご協力を賜りありがとうございます。

 さて、当センターでは平成26年7月から設楽ダム関連事業に伴う西地・東地遺跡の発掘調査を進めてまいりました。
調査では、縄文時代の土器や石器、室町時代から江戸時代の遺構や遺物が多く発見されました。

 つきましては、これらの成果を皆さまにみていただく地元説明会を、下記のように開催いたしますので、この機会にぜひご覧下さい。

 日 時 平成26年10月4日(土)午前11時〜午前12時 雨天中止(小雨決行)

 場 所  西地・東地遺跡発掘調査現場(設楽町大字大名倉字西地地内)
      県道33号設楽瀬戸線(国道257号から約4.8km)
      設楽町営バス宇連長江線「大名倉」バス停からすぐ

 内 容  確認された遺構の見学および出土遺物の展示
      (調査員による説明を行います)

 主 催  (公財)愛知県教育•スポーツ振興財団 愛知県埋蔵文化財センター

 その他  参加は無料です。足元が悪いので動きやすい服装や履物でご参加下さい。

 問い合わせ先  愛知県埋蔵文化財センター調査課(担当:鈴木 080-1571-4982)


9/24/2014

歴史講座「食と器」

Filed under: - palace @ 1:35 pm

この秋、歴史講座を開催します。

弥生時代、古代、中世、近世と4つの時代の「食と器」について、4人の研究員が、最新の研究成果を交えて解説します。

会場:愛知県埋蔵文化財調査センター 2階 研修室
日時:10月11日(土)・10月25日(土)・11月8日(土)・11月22日(土)
   午前10時から12時

*申込不要
*参加費無料
*ご興味のある講座を1つだけでも参加していただけます。
 是非、皆さん、ご参加ください。

第1回:10月11日(土) 「お米を食べ始めた頃」
 講師:永井宏幸(愛知県埋蔵文化財センター 研究員)

  お米を食べ始めた頃、人々はどんな器を使っていたのでしょ?

第2回:10月25日(土) 「尾張国府と奈良・平安時代の食器」
 講師:永井邦仁(愛知県埋蔵文化財センター 研究員)

  奈良時代や平安時代の人々の暮しを考えてみましょ!

第3回:11月 8日(土) 「中世調理具事情-『擂鉢』と・・・」
 講師:武部真木(愛知県埋蔵文化財センター 研究員)

  すり鉢って、昔も今も、あまり変ってないのかしら。。。。。

第4回:11月22日(土) 「江戸時代の超!?高級な食塩」
 講師:松田 訓(愛知県埋蔵文化財センター 研究員)

  お塩が超高級!? 江戸時代の食卓事情。


9/19/2014

蔵平遺跡 調査速報

Filed under: - palace @ 8:55 am

○調査課の町田です。


▲蔵平遺跡14A 区
(北から望む、平坦な面に人が立っています。)

 蔵平遺跡は先日、14A 区(東側斜面)のラジコンヘリコプターからの全景撮影が終わり、調査の終盤に差し掛かっています。14B 区(西側斜面)も撮影に向けての大詰めの発掘作業中です。
 14A 区では斜面をカットして作られた平坦な面が6段確認されています。そこから、柱穴を伴う竪穴(たてあな)状遺構や炉・カマド跡と推定される被熱を受けて堅く焼けしまった焼土や溝などが見つかっています。調査区西側の標高の低い平坦な面からは火事で焼け落ちたように炭となった木材をともなう一辺2m あまりの小型の竪穴(たてあな)状遺構も見つかりました。
 珍しい陶器も出土しています。緑釉(りょくゆう)陶器です。高度な技術を必要とする当時の高級陶器でした。前回お話した墨で文字が書かれた灰釉(かいゆう)陶器と一緒にお役人さんが使っていたのかもしれませんね?
 平安時代、夕焼けがきれいに見える西向きの斜面でどのような日常が営まれていたのか?興味が尽きません。


▲緑釉陶器-りょくゆうとうきー
(2度焼きされた軟らかい陶器です。1度焼いた後、鉛釉-なまりゆう-をかけて、もう1度、低い温度で焼き上げると緑色になります。)


▲蔵平遺跡14A 区全景
(上が南東、1〜6は平坦な面のまとまり、は炉・カマド跡)


9/10/2014

東小笹遺跡の発掘調査速報 No4

Filed under: - palace @ 12:23 pm

◎調査課の早野です。

豊田市の東小笹遺跡の発掘調査速報です。

1.調査区東半(A区)の表土掘削を始めました。

2.南東隅で、斜面または窪地を埋めた跡が見つかりました。

3.南東部の埋め土をすべて取り除くと、旧来の谷状の地形が表れました。

4.同じ地形を南から見たものです。段丘上から矢作川に向かって下がる斜面または谷と思われます。

5.南東部の斜面で見つかった、鉄族(鉄製の矢じり)です。古墳時代後期(6〜7世紀)頃のものと思われます。

6.斜面を埋めた土から出土した土器です。古墳時代以降の様々な時代の土器・陶磁器が出土しています。


9/1/2014

体験バスツアーのご案内

Filed under: - palace @ 10:04 am

【主催】( 公財) 愛知県教育・スポーツ振興財団 愛知県埋蔵文化財センター
【後援】愛知県教育委員会・中日新聞

 <<チラシ 3.2Mb>>

この春から発掘調査が始まった設楽町の西地・東地遺跡の見学と発掘体験を行います。
   (雨天時は内容の一部が変更となります。)

開催日時 平成26年10月18日(土)9:30から16:30

集合場所  JR飯田線 豊川駅集合

対  象  小中学生とその家族

募集人員  12家族(35名程度)

参 加 費  無料*作業のできるくつ・服装・弁当・飲み物・タオルなどはご持参ください。

内  容  設楽ダム関連遺跡(西地・東地遺跡)の見学と発掘体験

募集受付  平成26年9月1日(月)から9月30日(火)

募集方法  はがき にて受付ます。 


はがきに、上記の要領でご記入の上、愛知県埋蔵文化財センターまでお送りください。

先着順で受付けを行い、定員になり次第、締め切ります。

応募者全員に参加の可否について連絡させていただきます。

参加可能なご家族には、詳細についてご案内をお送りします。

*申し込みの際に頂いた個人情報につきましては、諸連絡・事前準備等でのみで利用させていただきます。


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