あいち朝日遺跡ミュージアムで企画展「あいちの発掘調査2022」が行われます
2023年1月21日(土)から3月12日(日)まで、あいち朝日遺跡ミュージアムで企画展「あいちの発掘調査2022」が行われます。
この企画展は、県からの委託を受け、愛知県埋蔵文化財センターが企画・協力した展示会となっております。
愛知県内では、毎年多くの遺跡で県や市町村等による発掘調査が行われており、貴重な発見が相次いでいます。
今回の企画展は、近年県内各地で実施された発掘調査による新たな出土品や調査成果を紹介するとともに、「尾張と東三河の首長墓」をテーマに、国指定史跡断夫山古墳(名古屋市熱田区)と国指定史跡馬越長火塚古墳群(豊橋市)の出土品を公開します。
また、発掘調査の成果を身近に感じていただくため、学識者を招いたミニシンポジウムや、調査担当者による報告会などを開催し、県内の考古学の最新情報を紹介します。
この機会に、皆様の御来館をお待ちしています。
========================
1 企画展
(1)会期 2023年1月21日(土)から3月12日(日)まで
休館日:毎週月曜日
(2)開館時間 午前9時30分から午後5時まで
(3)会場 あいち朝日遺跡ミュージアム本館(企画展示室)
(4)観覧料 一般300円(250円)、大学生・高校生200円(150円)
※( )内は20名以上の団体料金(要事前申込み)。
※学校行事(高校生以下)とその引率者、中学生、障がい者の方及びその付添いの方(1名まで)は無料。
※常設展も観覧できます。
2 関連講演会
(1)ミニシンポジウム「尾張と東三河の首長墓〜断夫山古墳と馬越長火塚古墳群の最新発掘調査成果から見えてくるもの〜」(清須市教育委員会共催事業)
日 時:2023年2月5日(日)
午後1時から午後5時まで(正午開場)
場 所:春日(はるひ)公民館(大ホール)
(愛知県清須市春日東出8番地2 電話052-400-2700)
内 容
名古屋市の断夫山古墳と豊橋市の馬越長火塚古墳群(馬越長火塚古墳、口明塚南古墳、大塚南古墳)の最新の発掘調査成果を調査担当者が報告するとともに、尾張と東三河の古墳時代の「首長墓」のあり方から当地の古墳時代後期から終末期の社会像を探ります。
講 師:広瀬和雄氏(国立歴史民俗博物館名誉教授)
岩原剛氏(豊橋市文化財センター所長)
早野浩二(愛知県埋蔵文化財センター調査研究専門員)
参 加 費:無料
定 員:600人(事前申込み不要、当日先着順)
(2)発掘調査最新成果報告会Ⅰ「三河の遺跡」
日 時:2023年1月22日(日) 午後2時から午後4時まで
場 所:あいち朝日遺跡ミュージアム本館(研修室)
内 容
縄文時代から弥生時代の集落跡と、鎌倉時代の水田遺構が出土した北設楽郡設楽町の大崎遺跡、西三河最大の弥生集落遺跡で、銅鐸形土製品などが出土した西尾市岡島遺跡の発掘調査成果を調査担当者が報告します。
講 師:社本有弥(愛知県埋蔵文化財センター調査研究主事)
鈴木とよ江氏(西尾市教育委員会文化財課元学芸員)
参 加 費:無料
定 員:50人(要事前申込み)
※申込多数の場合は抽選。当選者には1週間前までにメールもしくは電話で通知します。
申込方法:ミュージアム受付又はミュージアム公式Webページの応募フォームからお申込みください。
申込期間:2022年12月21日(水)から2023年1月4日(水)まで
(3)発掘調査最新成果報告会Ⅱ「尾張の遺跡」
日 時:2023年2月26日(日) 午後2時から午後4時まで
場 所:あいち朝日遺跡ミュージアム本館(研修室)
内 容:
大型倉庫群とともに、円面硯(円形の陶製硯)が出土し、古代の官衙(役所)跡とされる岩倉市下田南遺跡と、堀や大溝で区画された集落や寺院跡から、青磁碗や古瀬戸の天目茶碗など多くの中世陶磁器が出土した大府市石丸遺跡の発掘調査成果を調査担当者が報告します。
講 師:平松久和氏(岩倉市教育こども未来部生涯学習課文化財指導員)
島軒満氏(株式会社アコード調査部調査技師)
参 加 費:無料
定 員:50人(要事前申込み)
※申込多数の場合は抽選。当選者には1週間前までにメールもしくは電話で通知します。
申込方法:ミュージアム受付又はミュージアム公式Webページの応募フォームからお申込みください。
申込期間:2022年12月21日(水)から2023年2月8日(水)まで
4 その他
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入館に際しては、以下の点に御協力をお願いします。
・マスク着用
・入館時の検温及び手指消毒
・平熱と比べて高い発熱がある場合等の来館自粛
【新型コロナウィルス感染症対策チェックリスト】
※より詳しい情報は あいち朝日遺跡ミュージアムのWebページ を御確認ください。