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愛知県埋蔵文化財センター  - 公益財団法人愛知県教育・スポーツ振興財団

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my weblog : 201508

8/24/2015

平成27年度 歴史講「海部の考古学」のおしらせ

Filed under: - palace @ 10:10 am

波 約30 年間にわたる愛知県埋蔵文化財センターの発掘調査は、海部を含め尾張の調査がその大半を占めています。これらの調査成果は地域の貴重な歴史資料となっています。
 さて、昨年度から本格的な発掘調査が三河の設楽地区で始まりました。山間部の発掘調査成果と臨海部の発掘調査を比較する手始めとして、今回のテーマ「海部の考古学」を選びました。海部地区の豊富な調査成果をもとに、縄文時代から戦国時代、そして大地の成り立ちを6回の講座でご紹介いたします。

会 場:愛知県埋蔵文化財調査センター 2階 研修室
開催日:9 月5 日(土)・9 月19 日(土)・10 月3 日(土)・10 月17 日(土)・10 月31 日(土)・11 月14 日(土)
時 間:いずれも13 時から15 時(**変更になりました。)
参加方法:予約は不要。参加費無料。当日、ご来所ください。
    *1日だけの参加もOK!です。6回全てに参加されるとプレゼントがあるかも!?

【主催】(公財)愛知県教育・スポーツ振興財団 愛知県埋蔵文化財センター
【協力】愛知県埋蔵文化財調査センター
チラシ】ダウンロードできます。

<<講座内容>>

○9 月 5 日(土)**1万年前から現代 「海部の大地のなりたち」 鬼頭剛
 水と緑のゆたかな水郷地帯で海部の人びとは暮らしています。この風景をつくる大地の成り立ちについて考えます。
○9 月19日(土)**縄文から弥生「海部の黎明」 宮腰健司
 縄文時代から弥生時代になると、海部地区にも人々の活動がみられるようになります。
○10 月 3 日(土)**古墳「海部の古墳」 早野浩二
 海を活躍の舞台とした人びと、海部。海部の人びとが葬られた古墳から彼らが活躍した様子に迫ってみます。
○10 月17 日(土)**古代「海部の古代寺院」 永井邦仁
 海部郡で出土する古代瓦を通じて、奈良・平安時代における地域がどのように変化したのかを考えます。
○10 月 31 日(土)**中世「海部のムラにみる物流」 武部真木
中世の海部へはどのように物が運ばれてきたのでしょうか?低地部のムラの暮らしについて調査成果から考えます。
○11 月14 日(土)**戦国「織田氏と海部」 鈴木正貴
天下統一を目指した織田信長。彼とその祖先たちの海部地域との関わりについて、遺跡から考えます。

8/17/2015

岡山南遺跡の地元説明会のおしらせ

Filed under: - palace @ 10:11 am

岡山南(おかやまみなみ)遺跡-西尾市- 地元説明会開催について

 日頃は愛知県埋蔵文化財センターの業務に、ご理解とご協力をいただき、厚くお礼申し上げます。この度、西尾市吉良町で発掘調査中の岡山南遺跡の地元説明会を、下記の通り実施する事になりましたので、ご案内申し上げます。
 岡山南遺跡はこれまでの調査では古墳時代前期、奈良・平安時代、近世を中心とする遺構・遺物が確認されています。本年度も同様の状況となりますが、特に奈良・平安時代の遺構・遺物は比較的まとまっており、注目されます。

チラシはコチラです。

               記

1 日  時  平成27年8月22日(土) 午前11時より 1時間程度

2 場  所  岡山南遺跡発掘調査現場  西尾市吉良町岡山王ノ城

3 内  容  調査成果の説明、出土品の展示

4 主  催  (公財)愛知県教育・スポーツ振興財団 愛知県埋蔵文化財センター
 主  催  電話 0567-67-4163 (西尾詰所0563-35-1763)

5 駐車場;駐車場がありませんので、公共交通機関などをご利用下さい。
      名鉄西尾線 上横須賀駅下車 徒歩15 分
( 西尾方面から着10:20・10:50、吉良吉田方面から着10:19、10:49) 
      上横須賀駅と地図の●地点には、当日午前10 時〜11 時まで案内人が立ちます。


△クリックで大きな画像になります。


8/10/2015

考古学セミナー「あいちの考古学2015」エントリー受付中!

Filed under: - palace @ 8:45 am

調査課の永井邦仁です。

表題にありますように、11月28日(土)・29日(日)に名古屋市博物館で開催される、平成27年度考古学セミナーへのエントリーを受け付けております(8月31日まで)。
エントリーの方法については【こちら】を参照いただくとして、昨年度の会場のようすを少しだけご紹介しましょう。


▲【画像01】博物館入り口の看板

昨年度も11月末の土・日曜日に開催されました。ちょうど博物館の「三英傑と名古屋」展最終日でもありました。入って左側の展示解説室と地下の講堂が会場です。


▲【画像02】菱田哲郎先生の講演

地下講堂では、京都府立大学の菱田哲郎先生による講演『後期古墳からみた地域社会』があり、これに名古屋市・岡崎市・豊橋市で実施された後期古墳群の発掘調査成果の報告が加わりました。


▲【画像03】セッションでのプレゼンテーション(池本正明調査研究専門員)

その後おこなわれたセッションでは、6〜7世紀代における各地域の特色が古墳群にどのようにあらわれるのか、会場も交えた意見交換がなされました。このように画像を使って調査・研究の成果を公開するのがプレゼンテーション会場です。


▲【画像04】ポスターセッションの準備(名古屋大学文学部考古学研究室)

一方、展示解説室はポスターセッション会場です。各団体が持ち寄ったパネルや配布資料、そして考古遺物などを展示して、より具体的な説明をするものです。昨年度は19団体の参加がありました。


▲【画像05】普及活動を体験できる(田原市吉胡貝塚資料館)

展示内容は実に個性的なものばかりで、調査・研究の成果はもちろん、普及活動や最新技術による調査・分析方法などの紹介がなされました。対面なのでいろんなやりとりができる、というメリットがあります。


▲【画像06】陶器を囲んで話題が広がる(犬山焼の紹介)

さあ、次はあなたの出番です。エントリーやご相談をどしどしお寄せ下さい。


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