平成27年度 歴史講「海部の考古学」のおしらせ
約30 年間にわたる愛知県埋蔵文化財センターの発掘調査は、海部を含め尾張の調査がその大半を占めています。これらの調査成果は地域の貴重な歴史資料となっています。
さて、昨年度から本格的な発掘調査が三河の設楽地区で始まりました。山間部の発掘調査成果と臨海部の発掘調査を比較する手始めとして、今回のテーマ「海部の考古学」を選びました。海部地区の豊富な調査成果をもとに、縄文時代から戦国時代、そして大地の成り立ちを6回の講座でご紹介いたします。
会 場:愛知県埋蔵文化財調査センター 2階 研修室
開催日:9 月5 日(土)・9 月19 日(土)・10 月3 日(土)・10 月17 日(土)・10 月31 日(土)・11 月14 日(土)
時 間:いずれも13 時から15 時(**変更になりました。)
参加方法:予約は不要。参加費無料。当日、ご来所ください。
*1日だけの参加もOK!です。6回全てに参加されるとプレゼントがあるかも!?
【主催】(公財)愛知県教育・スポーツ振興財団 愛知県埋蔵文化財センター
【協力】愛知県埋蔵文化財調査センター
【チラシ】ダウンロードできます。
<<講座内容>>
○9 月 5 日(土)**1万年前から現代 「海部の大地のなりたち」 鬼頭剛 | |
![]() |
水と緑のゆたかな水郷地帯で海部の人びとは暮らしています。この風景をつくる大地の成り立ちについて考えます。 |
○9 月19日(土)**縄文から弥生「海部の黎明」 宮腰健司 | |
![]() |
縄文時代から弥生時代になると、海部地区にも人々の活動がみられるようになります。 |
○10 月 3 日(土)**古墳「海部の古墳」 早野浩二 | |
![]() |
海を活躍の舞台とした人びと、海部。海部の人びとが葬られた古墳から彼らが活躍した様子に迫ってみます。 |
○10 月17 日(土)**古代「海部の古代寺院」 永井邦仁 | |
![]() |
海部郡で出土する古代瓦を通じて、奈良・平安時代における地域がどのように変化したのかを考えます。 |
○10 月 31 日(土)**中世「海部のムラにみる物流」 武部真木 | |
![]() |
中世の海部へはどのように物が運ばれてきたのでしょうか?低地部のムラの暮らしについて調査成果から考えます。 |
○11 月14 日(土)**戦国「織田氏と海部」 鈴木正貴 | |
![]() |
天下統一を目指した織田信長。彼とその祖先たちの海部地域との関わりについて、遺跡から考えます。 |
Comments Off
RSS feed for comments on this post.
ƤˤϡޤȤդƤޤ
Ȥ
ʤߥȤդ뤳ȤϽޤ