野添遺跡(豊橋市)の地元説明会のお知らせ
野添遺跡は、豊橋市の石巻地区に所在します。現在の行政区画である豊橋市は、古代における律令制の行政区画としては三河国渥美郡および宝飯郡、八名郡の一部に該当し、石巻地区は豊橋市域の北側に位置し、豊川市や新城市とも近く、八名郡の中央部になります。
野添遺跡ではこれまで、平成25年に東三河環状線(県道31号)の東側の部分(西下地)にて発掘調査を行い、8~9世紀の竪穴建物や掘立柱建物が複数確認され、12~13世紀には区画溝と考えられる大溝が確認されています。出土した遺物は、主に古代の土師器、須恵器、灰釉陶器などです。
今年度の発掘調査地点は、その西側に当たることから同じような複合遺跡としての調査結果が期待できます。調査区は東から西に「22A区」「22B区」「22C区」として進めています。調査面積は合計4,055㎡です。
この度、下記の日程で地元説明会を開催します。
日時:令和4年10月8日(土) 午前11時~12時 少雨決行
場所:野添遺跡発掘調査現場
駐車場で概要説明を行った後、発掘現場を見学していただきます。また、今回の発掘調査で出土した遺物の展示を現場テントで行います。
*足元が悪いので、動きやすい靴・服装でご参加ください。
連絡先:(公財)愛知県教育・スポーツ振興財団 愛知県埋蔵⽂化財センター 調査課(0567-67-4163 )
調査担当 田中 良(080-1571-4979)
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