「発掘歴史探検」のご報告
◎調査課の蔭山です。
9月9日の日曜日に親子で参加していただく『発掘歴史探検』を実施しました。当日は好天に恵まれ、12家族34名の皆様で、歴史を探検しました。
当日は、朝9時15分から受付けなのですが、スタッフより早い9時前から駆けつけていただいたご家族もあり、熱意が伝わってきました。
朝一番は土器・陶磁器の接合作業の体験をしました。最初は初級から中級コースの別岨古窯跡出土の山茶碗からスタート。どんどん、接合が進み、中には上級コースの清洲城下町遺跡の出土土器・陶磁器にチャレンジする家族もありました。予定時刻の1時間が経つ頃には、品切れ状態に、この企画を担当した私(蔭山)にとっては、うれしい悲鳴をあげました。
▲写真1:土器・陶磁器の接合作業体験
皆さん割れた破片に格闘されています。
その後現在開催中の埋蔵文化財展『戦国のあいち』展を見学。お土産グッズのモデルになった獅子頭の前で集合し、戦国時代の祭りについての解説をしました。
昼からは、バスで場所を移して、豊田市下山地区で、私どもが発掘調査をしています猪移り遺跡の発掘作業体験をしました。大人も子供も皆さん、元気に手ガリと手スコをもって、縄文時代早期(約7000年前)の縄文土器や石器を発掘しました。一つも見つけられないお父さんから10個もみつける子供さんまであり、一つ見つけるごとにこれは何かと質問を受けました。
▲写真2:猪移り遺跡の発掘作業体験
皆さん遺跡の土と向かい合っています。
猪移り遺跡の発掘調査現場では、少し手狭の感じがあり、企画者としては申し訳ない状態もありましたが、皆様のがんばりで多くの発見ができたのではないかと思いました。参加していただいた皆様、ありがとうございました。
▲写真3:最後に記念写真
発掘作業体験をした猪移り遺跡B 区を背景に。
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