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愛知県埋蔵文化財センター  - 公益財団法人愛知県教育・スポーツ振興財団

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my weblog : 曲松遺跡 調査速報

6/14/2012

曲松遺跡 調査速報

Filed under: - palace @ 8:45 am

◎調査課の永井邦仁です。

 5月に、豊橋市大岩町で小規模な発掘調査を実施しました。東海道本線二川駅から東へ10分ほどのところにある、曲松(まがりまつ)遺跡です。付近は、江戸時代の東海道二川宿があった交通の要衝です。遺跡は、その南側を東西に流れる梅田川と南から流れ込む沢渡川の合流地点に位置します。調査区は、合流地点の左岸になります。

梅田川より
▲画像1:梅田川の南に位置する曲松遺跡

 南北に細長い調査区ですが、川に向かって緩く傾斜する台地面が残存しており、遺構の検出が期待されましたが、出土遺構・遺物ともにひじょうに少ない、という結果となりました。

Bb区
▲画像2:曲松遺跡12B区の遺構検出状況

 一番南の調査区は国道1号曲松交差点付近です。そこで8世紀末の須恵器杯が出土しましたが、残念ながら遺構は検出されませんでした。

12C区
▲画像3:曲松遺跡12C区出土須恵器

 実は、今回の調査区から東へ数十mの地点で、豊橋市教育委員会が平成19年度に発掘調査を実施しています。こちらも小規模でしたが、検出された溝から8世紀末〜9世紀前葉の須恵器や、10世紀代の灰釉陶器が多数出土しており、集落遺跡と評価されています。
 調査地点が少し違っただけなのに、これほどの差がみられたのはなぜでしょうか?まず集落規模がとても小さいことが考えられます。西方の本郷遺跡でも、平安時代の集落は台地縁の狭い範囲で検出されています。それと、沢渡川から離れると遺構・遺物が希薄になることから、集落が主に沢渡川沿いに展開していたためとも考えられます。

地形
▲画像4:周辺の地形


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