岡山南遺跡 調査速報 その3
調査課の池本です。
岡山南遺跡の調査の続報です。前回は奈良・平安の遺構を紹介しましたが、今回はその下層に展開している古墳時代の遺構と江戸時代以前に存在した旧河道を紹介します。
古墳時代の遺構も奈良・平安時代の遺構と同様に土坑や溝などが散在しているにすぎません。写真1は調査区の西側から古墳時代の遺構の検出状況を撮影したものです。調査区を横切る溝が数条確認できます。写真の中央近くで検出した土坑からは、古墳時代前期の壷も出土しました(写真2)。
写真1の調査区上方で検出面が白くなっている部分は旧河道です。実は奈良・平安時代の面でも確認できていたのですが、作業の都合上古墳時代の遺構と同時に掘削することにしました。この旧河道は江戸時代には完全に埋没しており、上から遺構が掘り込まれていますので、それ以前に存在していた事になります。
詳細は現在調査中です。
これまで紹介してきた内容を中心として、1月28日(土)に地元説明会を開催します。詳細は こちら をご覧下さい。
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