石座神社遺跡 調査速報
○調査課の白井です。
新城市大宮に所在する石座神社遺跡では、今年度8月より発掘調査を実施しています。調査面積は4,720平方メートルです。
石座神社遺跡は、豊川中流域右岸の段丘面上に立地しており、遺跡周囲の標高は約110m、段丘下との高低差は約30mあります。同じ丘の上には、南貝津遺跡、断上10号墳が立地しています。
石座神社は、この地方きっての大社です。名称の由来である「いわくら」は、神様が座る台座となる石のことを指し、古代の自然信仰を物語っていると考えられます。
前年度の調査では、弥生〜古墳時代の大規模な集石遺構や溝、奈良時代の竪穴建物・掘立柱建物が見つかっており、戦国時代の鉄砲玉なども出土しています。本年度調査の経過については、随時お知らせしていきたいと思います。
▲写真1 調査区遠景
▲写真2 石座神社近景
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