寄島遺跡 調査速報 その2
調査課の岡久です。
安城市小川町に所在する寄島(よせじま)遺跡の発掘調査速報の2回目です。今回は、ほぼ掘削の終了した最北部のA区と、現在掘削中の最南部のC区の現在までの状況を紹介いたします。
なお、寄島遺跡では3月8日(土)に地元説明会を予定しております。
A区・C区ともに、B区と同様に古代以降と考えられる面を1面目としましたが、明瞭な遺構はほとんど検出されませんでした。とくにC区では平安時代の灰釉陶器などが多く出土しましたが、それを伴う遺構は確認できませんでした。その後、A区では包含層を15cmほど掘り下げた面を2面目として検出を行い、B区と同様に古墳時代初期から古墳時代前期と考えられる多くの竪穴住居跡や、時期不明の縦横に走る多数の溝や土坑などの遺構群を確認しました。A区においてもB区で確認された「幅の広い周溝を持つ住居」跡がいくつか確認されました。
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