栗狭間遺跡 調査速報
◎調査課の鈴木恵介です。
栗狭間遺跡の発掘調査は、最終のB 区での調査を続行中です。今回の報告では、栗狭間遺跡の中でも古い時代の縄文時代についての特集です。
栗狭間遺跡の発掘調査は、谷間の広い面積を調査したので、縄文時代の土器、石器が含まれる包含層の範囲がおおよそ把握できました。
写真↓の部分では、縄文時代早期の押型文土器( 約8000 年前) が見つかりました。( 下の写真の土器)。線で囲まれた部分には縄文時代晩期( 約3000 年前) の条痕文土器、石器が多く見つかっています。山の土質が柔らかいため、流された土器、石器が谷に溜まっていると考えています。
縄文時代晩期の土器、石器は黄色の土から、縄文時代早期の土器は黒い土から出土します。
▲黒曜石製 剥片ー はくへんー( 縄文時代) 縦およそ2cm
▲馬見塚(まみづか)式土器( 縄文時代晩期後半) 幅およそ20cm
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