栗狭間遺跡(くりはざま)遺跡の調査速報 その2
☆栗狭間遺跡のドングリピット発見!
◎調査課の蔭山です。
豊田市下山地区にある栗狭間遺跡です。前回紹介しました川の上流部分を9月から調査しました。その結果、上流からの川が合流する手前の川辺で、ドングリピット(ドングリの貯蔵穴と思われる遺構)が2基みつかりました。
▲写真1:栗狭間遺跡Bb 区遠景(北より)
前回紹介した調査区は写真の発掘調査区の下側(北側)です。
▲写真2:ドングリピットが見つかった川(北東より)
岩場を蛇行して流れています。
▲写真3:ドングリピット(西より)
ドングリピットは川の最下層でみつかりました。川の堆積層は腐植物を多く含んだ黒色シルトで、中世以後に溜まったものです。写真の奥、右のドングリピットが032SK、写真手前、左のドングリピットが033SK です。
▲写真4:ドングリピット(032SK)発見時
032SK を見つけたときの状況、地表面にドングリが点在しています。
▲写真6:ドングリピット(032SK)断面(西より)
長径は80cm ほどで、深さ4cm の穴でした。穴の上部は川の流れにより削られたものと考えられます。
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