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2005年11月24日
朝日遺跡 01
(あさひいせき:清須市ほか 北緯35度13分18秒,東経136度51分18秒)
調査課の川添です。
清須市・春日町・名古屋市に広がる朝日遺跡の調査を行っています。朝日遺跡は、尾張地域屈指の弥生時代大集落として全国的にも知られている遺跡で、大きくはそれぞれ環濠に囲まれた北集落と南集落とに分けられます。
現在、南集落の墓域と想定される区域の調査を行っています。弥生時代中期から古墳時代初頭にわたって作られた方形周溝墓や墳丘墓が次々に作られた様子が明らかになりつつあります。特にこの調査区で一辺15mほどと最も大きなものでは、分かっているだけで埋葬施設が7基見つかっており、大きさ・質とも存在感を示すものとなっています。
今後、集落の居城域への調査も始まる予定です。これからの調査の進展が楽しみとなります。
●05Dc区 調査風景
●05Dc区 全景
投稿者 maibun : 2005年11月24日 09:13