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さて、愛知県陶磁美術館で行われている「弥生ヘ旅 朝日遺跡」展も今月の28日で終了します。そこで、そろそろ、秋の行事をお知らせをします。
☆☆☆☆バックヤードツアーと考古学体験
埋蔵文化財センターの施設内部をご案内します。特殊な業務とその仕事ぶりをご覧下さい。
開催日:9 月 16 日(金)・10 月 14 日(金)・11 月 11 日(金)
時 間:いずれも午前 10 時から
場 所:愛知県埋蔵文化財調査センター 2 階 研修室集合
*予約不要・参加費無料
☆☆☆☆連続歴史講座『祈りと祭りの考古学』
☆設楽地域などの最新の発掘調査成果を踏まえ、祈りと祭りに関するの考古学的な情報について、5 人の講師が解説。
会 場:愛知県埋蔵文化財調査センター 2階研修室
時 間:13 時~15 時
*予約不要・参加費無料
1 9 月 24 日(土) 「縄文のいのり」 川添和暁
2 10 月 8 日(土) 「弥生の農耕祭祀」 永井宏幸
3 10 月 22 日(土) 「古墳のまつり」 早野浩二
4 11 月 5 日(土) 「古代のまじない」 池本正明
5 11 月 19 日(土) 「戦国の呪術」 鈴木正貴
チラシは こちらから (2.2Mb) ダウンロードできます。
どうぞ皆様、ご参加ください。
今年も、秋に考古学セミナー「あいちの考古学2016」を開催します。
つきましては、プレゼンテーションおよびセッション、ポスターセッションへの、参加エントリーを始めます。
関係する皆さま、どうぞよろしくお願いします。
詳しくは、 あいち埋文Blog をご覧ください。
朝日遺跡(愛知県清須市ほか)は、東海地方最大規模を誇る、弥生時代の集落遺跡です。同遺跡から出土した遺物のうち、愛知県が所蔵する主要遺物2,028点が2012年に国の重要文化財へ指定されました。
本展は、あいちトリエンナーレ2016「虹のキャラヴァンサライ 創造する人間の旅」特別連携事業として、来館者が朝日遺跡、弥生時代、愛知県の考古学をめぐって旅することを目指し、3つの展示部門を設けています。
メイン展示「弥生への旅 朝日遺跡」では、朝日遺跡から出土した土器などについて、その造形美を展示紹介するともに、当地域の弥生時代における人々の多様な活動を、朝日遺跡出土の重要文化財によって紹介します。
サブ展示1「弥生古物を旅する」では、考古学以外の文脈−古美術・美術史における弥生遺物の位置付けについて紹介します。
サブ展示2「あいち考古楽市」では、愛知県内の市町村・大学等の考古学調査研究機関によるブース出展形式で、愛知県内の考古学的な調査研究の概要を紹介します。
来館者の皆さんは、これから展示室をめぐるキャラヴァン−旅に出発し、朝日遺跡、弥生時代、愛知県の考古学の創造力を感じ取ってください。
詳しくは、埋文ブログ をご覧ください。
○調査課の永井邦仁です。
10月17日(土)午後1時からの歴史講座『海部の考古学』第4回は「海部の古代寺院」です。今回は内容を少しだけご案内。
▲【画像1】秋の日の甚目寺境内(平成16年10月)
続きは、、、、埋文ぶろぐへ
約30 年間にわたる愛知県埋蔵文化財センターの発掘調査は、海部を含め尾張の調査がその大半を占めています。これらの調査成果は地域の貴重な歴史資料となっています。
さて、昨年度から本格的な発掘調査が三河の設楽地区で始まりました。山間部の発掘調査成果と臨海部の発掘調査を比較する手始めとして、今回のテーマ「海部の考古学」を選びました。海部地区の豊富な調査成果をもとに、縄文時代から戦国時代、そして大地の成り立ちを6回の講座でご紹介いたします。
詳しくは埋文ブログ をご覧ください。