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愛知県内及び近隣の考古学の最新情報をお届けします。 大学考古学研究室・各教育委員会や調査団・市民団体などの活動の発表会です。 入場・聴講共に無料です。ご興味のある方、是非ともご参加ください。
開催期間] 2018年11 月17 日(土) と11月18 日(日) [開催場所] 名古屋市博物館 [主 催] 名古屋市博物館・(公財)愛知県教育・スポーツ振興財団 愛知県埋蔵文化財センター
☆11月17日(土) 13時から16時30分(12時30分開場) ◎プレゼンテーション 白樫 淳((株)アコード) 「敷き詰められた山茶碗〜大府市 上入道古窯発掘調査〜」 高野夏姫(愛知学院大学大学院) 「古城山窯跡第2次発掘調査報告」 野村啓輔(愛知学院大学大学院) 「愛知県新城市萩平遺跡A地点隣接地第6次調査の成果」 石原 唯(豊橋市文化財センター) 「古代寺院の基壇外装」 井上隼多(名古屋大学大学院) 「尾張国・三河国における陶硯の使用状況」 成瀬友弘(愛知県埋蔵文化財調査センター) 「史跡貝殻山貝塚の調査成果について」 田中 良(愛知県埋蔵文化財センター) 「東海地方を中心とした縄文時代草創期の編年」
☆11月18日(日) 10時から15時30分(9時30分開場) ◎プレゼンテーション(10:10-11:10) 佐久間真子(愛知県陶磁美術館) 「犬山焼にみる『仙境図大皿』を読み解く」 中川 永(豊橋市文化財センター) 「吉田城確認調査について」 清水政宏(四日市市教育委員会) 「三重県四日市市 国史跡 久留倍官衙遺跡公園」
☆☆両日ともにポスターセッションを開催☆☆ 愛知県埋蔵文化財センター,松田 繁,銅坂有紗,大西 遼,宮澤浩司,川崎みどり,吉田真由美,青木 修・佐久間真子・井上あゆこ・中野耕司・鈴木智恵・安藤 悟,大塚友恵,林 順,白樫 淳,小林克也,高橋 敦・久保光徳・桃井宏和,加藤 達,西村誠治・赤塚次郎・植木 萌,愛知県史編さん室,考古学フォーラム
☆特別セッション 11月18日(日) 12時30分から15時30分 気候変動と弥生社会
遺跡から出土する樹木年輪の酸素同位体比から、日本列島における過去2600年におよぶ1年単位での気候の変化をあきらかにする研究が進んでいる。弥生時代前期から中期前半にかけての乾燥化と気候の温暖化は濃尾平野にいくつかの巨大な集落を出現させた。また、弥生時代中期の終わり頃からの急激な湿潤化と寒冷化は伝統的な弥生集落を解体させるとともに、古墳時代という列島規模での新たな階層化社会を産み出すきっかけとなった。 今年の考古学セミナーでは、この研究のプロジェクトリーダーである総合地球環境学研究所の中塚武教授を招いて、私たちの地域における代表的な弥生集落に暮らした人々が気候変動とどのように向き合ってきたのかを考えてみたい。
◉基調講演 中塚 武(総合地球環境学研究所教授・名古屋大学大学院環境学研究科教授) 「日本史の命運を左右した気候変動-樹木年輪の酸素同位体比が語るもの-」
◉基調報告1「朝日遺跡の状況」原田 幹(愛知県教育委員会) ◉基調報告2 「西志賀・平手町遺跡」永井宏幸(愛知県埋蔵文化財センター) ◉基調報告3「高蔵遺跡・見晴台遺跡」酒井将史(名古屋市教育委員会)
◉シンポジウム パネラー:中塚 武、原田 幹、永井宏幸、酒井将史 司会:樋上 昇(愛知県埋蔵文化財センター)
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