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令和6年度に発掘調査を実施した青山金剛遺跡について、Web報告コンテンツを、愛知県埋蔵文化財センターのYouTubeチャンネルに登録しました。
ぜひ一度ご覧ください。
Youtubeチャンネルはこちらからどうぞ!

最新の発掘調査成果や、考古学研究の最前線をご紹介する歴史講座です。
今年のテーマは「よそおいの考古学」。
春は弥富市の埋蔵文化財センター、秋は安城市内と、2つの会場で開催します。
考古学に興味のある方、「よそおい」に興味のある方、ぜひご参加ください!
会 場 :愛知県埋蔵文化財調査センター
〇歴史講座 第1回
開催日:4 月24日(木) 午前10時30分から正午まで
講 師:樋上 昇
身分を示す木製品 ~華麗なる威儀具の世界~
<概要>「威儀具(いぎぐ)」とは、王や首長が身に帯びることによって、民衆にその権威を知らしめる道具です。その変遷をたどることで、王や首長の性格が時代によって変わっていく過程を見ていきたいと思います。
〇歴史講座 第2回
開催日: 6月 19日(木) 午前10時30分から正午まで
講 師:川添 和暁
社会の役割が見える骨角器 〜さまざまな骨角製装身具類の世界〜
<概要>有益な素材であった動物性素材の利用から、当時の生業活動と社会集団の在り方が垣間見えます。縄文時代と弥生時代の世界観を骨角製装身具類を通じて皆さんと考えてみたいと思います。
チラシはこちらからどうぞ!
〇第3回と第4回の歴史講座は、安城市内での開催を予定しています。ご期待ください!

令和7年度 やとみ新発見展゛2025 & 特別公開
展示会場:愛知県埋蔵文化財調査センター
〒498-0017 愛知県弥富市前ケ須町野方802-24
開催期間:令和 7年 3月29日(土)から 4月11日(金)
*4月5日(土)・6日(日)は、休館
開館時間:午前9時から午後4時まで
入場料:無料
<<趣旨>>
令和7年度「春の埋蔵文化財展」において、令和6 年度の発掘調査成果を広く一般の方々に知っていただくためにパネル展示および遺物展示を行います。
注目の遺物は、花の木古墳群の蛇行剣と金属器です。これらは保存処理が完了して返却されたことから、期間中のみの展示となります。
また、資料管理閲覧室にて、「井戸」をテーマとした展示(「あいち発掘銘泉展」)に常設展のリニューアルとして実施します。
収蔵庫C 前のスペースでは、収蔵品から選んだ逸品を特別公開します。
チラシはこちらからどうぞ!
ポスターはこちらからどうぞ!
*愛知県埋蔵文化財調査センターが収蔵品から特別に選んだ遺物の春の特別公開と同時開催。
・発熱、風邪の症状のある方又は体調のすぐれない方はご来館をお控えください。
・入口に消毒液を用意しておりますので、手指消毒にご利用ください。
<<お問い合わせ先>>
●やとみ新発見展゛2025 について
公益財団法人愛知県教育・スポーツ振興財団愛知県埋蔵文化財センター
電話:0567-67-4163
●特別公開について
愛知県埋蔵文化財調査センター 電話:0567−67−4164

令和7年度の発掘調査予定遺跡と報告書の作成予定です。
みなさま、どうぞよろしくお願いします。
==<<発掘調査>>======================
①内山遺跡(豊田市) 調査面積 2,500平米
令和7年12月から令和8年2月
②下延坂遺跡(設楽町) 調査面積 706平米
令和7年5月から8月
③境川林道遺跡(設楽町) 調査面積 44平米
令和7年5月
④南ヶ岳遺跡(設楽町) 調査面積 30平米
令和7年6月
⑤上戸神遺跡(設楽町) 調査面積 106平米
令和7年6月
⑥船橋宮裏遺跡(稲沢市) 調査面積 197平米
令和8年1月から2月
⑦青山神明遺跡(河川)(豊山町) 調査面積 5,041平米
令和7年5月から9月
⑦青山神明遺跡(防災・道路) (豊山町) 調査面積 13,352平米
令和7年5月から令和8年3月
⑧廻間遺跡 ⑨土田遺跡(清須市) 調査面積1.815平米
令和7年5月から令和8年3月
⑩萱野遺跡(豊橋市) 調査面積 5,985平米
令和7年10月から令和8年2月
⑪姫下遺跡(安城市) 調査面積 1,192平米
令和7年8月から令和8年3月
⑫中狭間遺跡(安城市) 調査面積 244平米
令和7年8月から9月
⑪姫下遺跡 ⑬向田遺跡 ⑭亀塚遺跡(安城市) 調査面積 280平米
令和7年10月
⑮西二葉町遺跡 (名古屋市) 調査面積 3,646平米
令和7年5月から11月
==<<報告書作成>>=====================
第231集 名城公園遺跡
第238集 蕎麦田遺跡
第239集 郷中遺跡
第240集 野添遺跡

あいちの発掘調査2024関連講演会
「デザインの時間軸 ―安城市亀塚遺跡と赤彩竪櫛―」
安城市亀塚遺跡より出土した優品資料、赤せきさいたてぐし彩竪櫛にスポットをあて、これまでの研究成果と新見解を重ねつつ、弥生時代から古墳時代のデザインの移り変わりとその背景について探ります。
日時:2025年2月2日(日)
午後1時00 分から午後4時30 分まで
(開場 午後12時30分)
会場:清洲市民センター(1階ホール)
(清須市清洲弁天96 番地)
★チラシは、以下のところからご入手ください。
ダウンロード > チラシ > 2024
----プログラム----
12:30 開場・受付開始
13:00 開会あいさつ
清須市教育委員会教育長 天埜 幸治
13:05~13:40 研究発表1
河嶋 優輝(愛知県埋蔵文化財センター)
「亀塚遺跡とその周辺」
〜弥生時代終末期から古墳時代初頭を中心に〜」
13:40~14:20 研究発表2
大熊 久貴(明治大学文学部助手)
「櫛からみる弥生時代の終焉と古墳時代の幕開け」
14:20~14:35 休 憩
14:35~15:20 講演「文様を読む」
深澤 芳樹(奈良文化財研究所客員研究員)
15:25~16:25 ミニシンポジウム
(司会:愛知県埋蔵文化財センター 武部 真木)
16:25 閉会あいさつ
あいち朝日遺跡ミュージアム館長 原田 幹