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愛知県埋蔵文化財センターでは、県道名古屋祖父江線に関わる清洲橋の橋梁整備工事に伴い、令和4年12月より清洲城下町遺跡の発掘調査を進めてまいりました。
今回の調査では、戦国時代〜江戸時代に営まれた屋敷などの区画溝や土坑、堤跡などの遺構、陶磁器、土師器などが出土しました。
つきましては、これらの調査成果を皆さまにご覧いただきたく、地元説明会を下記のように開催いたします。
記
日 時:令和 5年 2月 23日(木・祝) 午前10時〜正午 雨天中止(小雨決行)
場 所:清洲城下町遺跡の発掘調査現場(清須市一場、【下図】参照)
内 容:遺構の見学、出土遺物などの展示と資料配付、午前10時・10時30分・11時・11時30分の4回の解説を行う(新型コロナ感染症拡大防止のため)。
主 催:(公財)愛知県教育・スポーツ振興財団 愛知県埋蔵文化財センター
交 通:自家用車でお越しの方は、駐車場は清洲古城跡公園駐車場をご利用下さい。
名鉄新清洲駅より北東徒歩15分程
J R東海清洲駅より南東徒歩15分程
その他:参加は無料です。足元が悪いので、動きやすい服装や履物でご参加下さい。
問い合わせ先:愛知県埋蔵文化財センター調査課 (担当:蔭山【電話】080-1571-4988)
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新設楽発見伝9の開催について
「新設楽発見伝9」(令和4年度 設楽ダム関連発掘調査成果報告会)を開催します。
開催日:令和5年3月4日(土)
午後1時30分〜午後4時45分
会 場:田口特産物振興センター(設楽町田口字向木屋3-1)
参加費:参加無料 申し込み不要
主催
設楽町教育委員会
国土交通省中部地方整備局設楽ダム工事事務所
(公財)愛知県教育・スポーツ振興財団 愛知県埋蔵文化財センター
愛知県県民文化局文化芸術課文化財室
愛知県埋蔵文化財調査センター
====<<主な内容>>=====================================
**今年度の発掘調査成果を一挙に報告、調査で出土した遺物も展示します。
令和4年度設楽ダム関連の発掘調査 皆見秀久(愛知県県民文化局文化芸術課文化財室室長補佐)
上ヲロウ・下ヲロウ遺跡の発掘調査 川添和暁(愛知県埋蔵文化財センター)
下延坂遺跡の発掘調査 渡邊 峻(愛知県埋蔵文化財センター)
滝瀬遺跡の発掘調査 鈴木恵介(愛知県埋蔵文化財センター)
大畑遺跡の発掘調査 社本有也(愛知県埋蔵文化財センター)
マサノ沢遺跡の発掘調査 永井宏幸(愛知県埋蔵文化財センター)
大崎遺跡の発掘調査 社本有也(愛知県埋蔵文化財センター)
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【新型コロナウィルス感染症対策チェックリスト】
【イベント結果報告フォーム】

「あいちの発掘調査2022」のミニシンポジウムと発掘調査最新成果報告会のチラシをアップロードしました!
以下のところよりダウンロードしてください。
ダウンロード > チラシ > 2022>

鹿乗川関連遺跡発掘調査だより7号を公開しました!
以下のところよりダウンロードしてください。
ダウンロード > 広報誌 > 鹿乗川関連遺跡発掘調査だより

2023年1月21日(土)から3月12日(日)まで、あいち朝日遺跡ミュージアムで企画展「あいちの発掘調査2022」が行われます。
この企画展は、県からの委託を受け、愛知県埋蔵文化財センターが企画・協力した展示会となっております。
あいち朝日遺跡ミュージアム 企画展
愛知県内では、毎年多くの遺跡で県や市町村等による発掘調査が行われており、貴重な発見が相次いでいます。
今回の企画展は、近年県内各地で実施された発掘調査による新たな出土品や調査成果を紹介するとともに、「尾張と東三河の首長墓」をテーマに、国指定史跡断夫山古墳(名古屋市熱田区)と国指定史跡馬越長火塚古墳群(豊橋市)の出土品を公開します。
また、発掘調査の成果を身近に感じていただくため、学識者を招いたミニシンポジウムや、調査担当者による報告会などを開催し、県内の考古学の最新情報を紹介します。
この機会に、皆様の御来館をお待ちしています。
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1 企画展
(1)会期 2023年1月21日(土)から3月12日(日)まで
休館日:毎週月曜日
(2)開館時間 午前9時30分から午後5時まで
(3)会場 あいち朝日遺跡ミュージアム本館(企画展示室)
(4)観覧料 一般300円(250円)、大学生・高校生200円(150円)
※( )内は20名以上の団体料金(要事前申込み)。
※学校行事(高校生以下)とその引率者、中学生、障がい者の方及びその付添いの方(1名まで)は無料。
※常設展も観覧できます。
2 関連講演会
(1)ミニシンポジウム「尾張と東三河の首長墓〜断夫山古墳と馬越長火塚古墳群の最新発掘調査成果から見えてくるもの〜」(清須市教育委員会共催事業)
日 時:2023年2月5日(日)
午後1時から午後5時まで(正午開場)
場 所:春日(はるひ)公民館(大ホール)
(愛知県清須市春日東出8番地2 電話052-400-2700)
内 容
名古屋市の断夫山古墳と豊橋市の馬越長火塚古墳群(馬越長火塚古墳、口明塚南古墳、大塚南古墳)の最新の発掘調査成果を調査担当者が報告するとともに、尾張と東三河の古墳時代の「首長墓」のあり方から当地の古墳時代後期から終末期の社会像を探ります。
講 師:広瀬和雄氏(国立歴史民俗博物館名誉教授)
岩原剛氏(豊橋市文化財センター所長)
早野浩二(愛知県埋蔵文化財センター調査研究専門員)
参 加 費:無料
定 員:600人(事前申込み不要、当日先着順)
(2)発掘調査最新成果報告会Ⅰ「三河の遺跡」
日 時:2023年1月22日(日) 午後2時から午後4時まで
場 所:あいち朝日遺跡ミュージアム本館(研修室)
内 容
縄文時代から弥生時代の集落跡と、鎌倉時代の水田遺構が出土した北設楽郡設楽町の大崎遺跡、西三河最大の弥生集落遺跡で、銅鐸形土製品などが出土した西尾市岡島遺跡の発掘調査成果を調査担当者が報告します。
講 師:社本有弥(愛知県埋蔵文化財センター調査研究主事)
鈴木とよ江氏(西尾市教育委員会文化財課元学芸員)
参 加 費:無料
定 員:50人(要事前申込み)
※申込多数の場合は抽選。当選者には1週間前までにメールもしくは電話で通知します。
申込方法:ミュージアム受付又はミュージアム公式Webページの応募フォームからお申込みください。
申込期間:2022年12月21日(水)から2023年1月4日(水)まで
(3)発掘調査最新成果報告会Ⅱ「尾張の遺跡」
日 時:2023年2月26日(日) 午後2時から午後4時まで
場 所:あいち朝日遺跡ミュージアム本館(研修室)
内 容:
大型倉庫群とともに、円面硯(円形の陶製硯)が出土し、古代の官衙(役所)跡とされる岩倉市下田南遺跡と、堀や大溝で区画された集落や寺院跡から、青磁碗や古瀬戸の天目茶碗など多くの中世陶磁器が出土した大府市石丸遺跡の発掘調査成果を調査担当者が報告します。
講 師:平松久和氏(岩倉市教育こども未来部生涯学習課文化財指導員)
島軒満氏(株式会社アコード調査部調査技師)
参 加 費:無料
定 員:50人(要事前申込み)
※申込多数の場合は抽選。当選者には1週間前までにメールもしくは電話で通知します。
申込方法:ミュージアム受付又はミュージアム公式Webページの応募フォームからお申込みください。
申込期間:2022年12月21日(水)から2023年2月8日(水)まで
4 その他
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入館に際しては、以下の点に御協力をお願いします。
・マスク着用
・入館時の検温及び手指消毒
・平熱と比べて高い発熱がある場合等の来館自粛
【新型コロナウィルス感染症対策チェックリスト】
【イベント結果報告フォーム】
※より詳しい情報は あいち朝日遺跡ミュージアムのWebページ を御確認ください。