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◎調査課の蔭山です。
現在、豊田市下山田代町所在の栗狭間(くりはざま)遺跡の発掘調査をしています。8月下旬から発掘調査を始め、最初の調査区であるBa 区の調査がほぼ終了しました。今回はその調査成果を紹介します。
Ba 区は南北の谷にある水田部分を調査し、縄文時代晩期から近代にかけての自然河道跡が見つかりました。川辺にあるような遺構は確認できませんでしたが、縄文時代晩期から江戸時代の遺物が出土しました。
▲写真1:栗狭間遺跡Ba 区の全景写真(南から)
蛇行して流れる自然河道跡がみつかりました。
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◎調査課の永井邦仁です。
豊橋市野添遺跡の範囲確認調査を終了した調査チームは、7 月に東下地の発掘調査を実施しました。野添遺跡は標高約27m の台地上に立地するのに対し、東下地遺跡は神田川沿いの低地にあるため標高は約17m です。同遺跡は、昨年度10,630平方メートルを発掘調査し、中世の遺構や、弥生時代から古墳時代と考えられる水田遺構を確認しました。
今年度はその北端の小さな調査区が対象です。
▲写真1:今年度の調査区
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業者の方々へ が更新されました。
●平成24年度 埋蔵文化財発掘調査業務委託の入札について
平成24年度埋蔵文化財発掘調査業務委託その4(北丹波・東流遺跡)の関連資料が公開されています。