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2020年10月10日(土)~ 12月13日(日)
毎週月曜日休館。ただし11月23日(月)は開館、24日(火)は休館。
*10月10日(土)は開会式のため、観覧は午前11時からとなります。 ダウンロードは、陶磁美術館のサイトからお願いします、
<<展覧会の概要>>
弥生の文化は、縄文とは対照的に機能性や普遍性を志向し、プロダクトの形や紋様は端正な造形をとることに特徴があります。こうした造形は、日本の伝統的な美の源流になると同時に、現在の私たちにとってもモダンと感じられます。
本展では、弥生時代の土器、石器、木器、骨角器、金属器の、かたち、色彩、絵画・紋様に焦点をあて、そのデザインや美を紹介します。近年の発掘調査によって出土した代表的な遺物が一堂に集まる貴重な機会であり、弥生時代を美とデザインの観点からとらえる、過去に類を見ない展覧会です。
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1 会期 2020 年10 月10 日(土)から12 月13 日(日)まで
休館日:毎週月曜日(ただし、11 月23 日(月・祝)は開館、11 月24 日(火)は休館)
2 開館時間 午前9時30 分から午後4時30 分まで(入館は午後4時まで)
※ただし、10 月10 日(土)は開会式のため観覧は午前11 時から
3 会場 愛知県陶磁美術館 本館1階 第1展示室・第2展示室
(瀬戸市南山口町234 番地 電話:0561-84-7474(代表))
4 主催 愛知県陶磁美術館
公益財団法人愛知県教育・スポーツ振興財団 愛知県埋蔵文化財センター
5 共催 中日新聞社
6 後援 愛知県教育委員会、愛知高速交通株式会社(リニモ)
7 助成 芸術文化振興基金(独立行政法人日本芸術文化振興会)
8 観覧料
一般 900 円(団体720 円)、高大生 700 円(団体560 円) 中学生以下無料
*( )内は20 名以上の団体料金
<<関連事業>>
○全て聴講無料、事前申込不要。定員100 名
(1)記念対談「弥生の美を語る」
出演:松木武彦(まつぎたけひこ)氏(国立歴史民俗博物館教授)
橋本麻里(はしもとまり)氏(永青文庫副館長)
日時:10 月18 日(日) 午後1時30 分から午後3時まで
場所:本館地下1階講堂
(2)考古学セミナー「あいちの考古学2020」
日時:①12 月5日(土) 午後1時から午後4時まで
②12 月6日(日) 午前10 時30 分から午後4時まで
場所:本館地下1階講堂、講堂前ホール
内容:①・プレゼンテーション・ポスターセッション
(愛知県内外の考古学関係団体が発表を行います)
・弥生バザール
(弥生関連グッズ新商品・人気商品の展示即売)
②・ポスターセッション
・弥生バザール
・記念講演「弥生時代とは、何だったのか?」
講師:深澤芳樹(ふかさわよしき)氏(元・奈良文化財研究所副所長)
・シンポジウム「弥生サミット」
(本展の主要出品資料が出土した遺跡等を発掘調査した担当者が集い、語ります。)
(3)解説講座「YAYOIデザインを語る」
日時・内容:①11 月14 日(土) 午後1時30 分から午後3時まで「弥生のかたち」
②11 月28 日(土) 午後1時30 分から午後3時まで「弥生の紋様」
場所:本館地下1階講堂
講師:樋上 昇(ひがみ のぼる)(愛知県埋蔵文化財センター主任専門員)

愛知県埋蔵文化財(あいちけんまいぞうぶんかざい)センターは、考古学(こうこがく)の発掘調査(はっくつちょうさ)をしています。
ツアーでは、ふだん入れないセンターの中を見学(けんがく)してまわります。
弓矢(ゆみや)や拓本(たくほん)の体験や、「ツボつり」のゲームもありますよ!
ご案内ちらし 1.1M
開催日:11月7日(土) 午前10時から12時(受付 9時30分)
場 所:愛知県埋蔵文化財調査センター 2階 研修室
〒498-0017 愛知県弥富市前ケ須町野方802-24
電話:0567-67-4163
対 象:小学生・中学生(保護者の方も参加できます。)
参加費:無料
募集人数:先着10名程度! *必ず事前にお申し込みください。
*参加のお申し込みは、お電話にて、調査課(0567−67−4163)まで!
なおお申し込みは、保護者の方でお願いします。お名前・ご連絡先・学年などをお尋ねします。
*受付時間:平日9時30分から16時まで

当センターでは現在、北設楽郡設楽町における設楽ダムの建設工事に伴い、埋蔵文化財の発掘調査を実施しています。
この度、発掘調査中の上ヲロウ・下ヲロウ(かみおろう・しもおろう)遺跡で、弥生時代の保存状態の良い竪穴建物跡(たてあなたてものあと)など、貴重な資料が発見されたので、お知らせします。
つきましては、下記のとおり報道機関向けの現地公開を行います。
1 現地公開期間
2020年9月28日(月曜日)から10月2日(金曜日)まで
午前の部:午前10時から正午まで 午後の部:午後1時から午後3時まで
2 場所
上ヲロウ・下ヲロウ遺跡発掘調査現場 (北設楽郡設楽町川向字上ヲロウ・下ヲロウ)
3 概要
三河の山間部では珍しい、弥生時代中期後葉(やよいじだいちゅうきこうよう)〔約2,100年前〕の集落跡(しゅうらくあと)であり、土石流で覆われていたため、遺跡が良好に残存しています。
弥生時代の竪穴建物跡は6基以上あり、建物跡の周囲には人工的に積まれた周堤(しゅうてい)〔土手状の高まり〕がありました。全国的にみても類例が少なく貴重です。
現地では、このような建物跡や、出土した土器や石器等の遺物を、係員の案内に沿って取材していただくことができます。
なお、今回は、報道機関向けの公開のため、一般の方はご覧になれませんので、御了承ください。
4 取材について
(1) 取材を希望される場合は、報道機関名、代表者の氏名、連絡先、TVカメラの有無、人数、希望する取材日時等を、別紙「取材連絡票」に記載の上、取材前日までに、FAX(0567-67-3054)にて公益財団法人愛知県教育・スポーツ振興財団愛知県埋蔵文化財センター調査課まで御連絡ください。
(2) 当日、天候等の影響により中止になった場合は、個別に御連絡申します。
(3) 取材当日は、取材開始前に、現地駐車場横の現場詰所にお越しください。
(4) 入場の際には、マスクの着用、手指の消毒への御協力をお願いします。
(5) 足下が悪いため、動きやすい服装や履物でお越しください。
5 問合せ先
●発掘調査成果について・当日連絡先
公益財団法人愛知県教育・スポーツ振興財団 愛知県埋蔵文化財センター 調査課
担当:鈴木(正)、池本 電話:0567-67-4163 FAX:0567-67-3054
現場担当:堀木 電話:080-1571-4984、川添 電話:080-1571-4989
●愛知県庁内連絡先
愛知県県民文化局文化部文化芸術課文化財室 保護・普及グループ
担当:洲嵜、梅本 電話:052-954-6783(ダイヤルイン)
●設楽ダム事業について
国土交通省中部地方整備局 設楽ダム工事事務所 工務課
担当:吉川 電話:0536-62-1290
6 発掘調査現場までのアクセス
上ヲロウ・下ヲロウ遺跡までのアクセス地図 [PDFファイル/359KB]
*添付ファイル
○上ヲロウ・下ヲロウ遺跡報道発表資料(愛知県) [PDFファイル/1.02MB]
○FAX取材連絡票 [Wordファイル/23KB]