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設楽町所在 滝瀬遺跡(たきせいせき) の現地説明会を開催!
1 日 時
平成30 年12 月8日(土)
午前の部:午前11 時から正午まで (受付開始:午前10 時30 分)
午後の部:午後1時から午後2時まで (受付開始:午後0時30 分)
2 場 所
滝瀬遺跡 発掘調査現場(北設楽郡設楽町八橋字タキセ)
3 内 容
今年度に行っている滝瀬遺跡(たきせいせき)の発掘調査で見つかった約9,000 年前の縄文時代の集落に関わる竪穴建物(たてあなたてもの)跡等の遺構(いこう)を見学いただき、その成果について愛知県埋蔵文化財センター職員が説明します。
また、会場では、約9,000 年前の縄文時代の集落から出土した土器や石器等の遺物(いぶつ)を展示し、写真パネルにより発掘調査の状況を御覧いただきます。
4 主 催
愛知県教育委員会・(公財)愛知県教育・スポーツ振興財団愛知県埋蔵文化財センター
5 連絡先
*(現地説明会関係)
愛知県教育委員会生涯学習課文化財保護室 保護・普及グループ
担当:野口・洲嵜・伊藤 電話 052―954―6783(ダイヤルイン)
*(調査成果関係・当日連絡先)
(公財)愛知県教育・スポーツ振興財団愛知県埋蔵文化財センター調査課
担当:鈴木正貴 電話 080―1571―4982 早野浩二 電話 080―1571―4991
6 その他
参加費は無料です。また事前の申込みも不要です。
当日は資料(A4判4ページ程度)を用意します。
なお、雨天の場合は中止します。(小雨決行)
説明会の実施の可否については上記5連絡先の鈴木あるいは早野までお問い合わせください。
開催のおしらせ PDF 1.0MB
▲滝瀬遺跡 18区全景
▲滝瀬遺跡 18B区 竪穴建物跡1(縄文時代早期前葉:今から約9,000 年前)
竪穴建物跡の床面付近(上の写真の左手)に炭化した建築材が残存していました。その周辺の炭化物(下の写真)を放射性炭素年代測定(ほうしゃせいたんそねんだいそくてい)により年代測定した結果(測定番号:PLD-37115)、暦年代に較正(こうせい)した年代で今から約9,000 年前(縄文時代早期前葉に相当)であることが判明しました。
▲放射性炭素年代測定に用いた炭化物
竪穴建物跡1と同様の遺構は調査区内において計10 基が確認されており、同時期を前後する時期の集落を構成しています。内容が判明する集落としては、県内最古の調査事例で、その年代が科学的に裏付けられたことも重要です。
**詳しくは、 「あいち埋文Blog」 をご覧ください。**