荒山1号墳は、径7〜8mを測る円墳または方墳と考えられる。石室天井部は失われ、側壁も部分的に崩落していた。 荒山2号墳は、墳丘・天井石・右壁をすでに失い、床面も大部分が失われていたため、規模は不明であるが、径3mを測る円墳または方墳であったと推測される。 2号墳の東側に径2m、高さ0.5mの高まりが確認された。石室の痕跡がないため古墳とは考えられないが、 盛土中より遺物が出土し、地山面で土壙が確認された。
←荒山1号墳奥壁 (南西から)
→ 荒山2号墳石室 (南から)
←荒山1号墳 横口部段構造 (北東から)
→ 不明遺構(手前)と 荒山2号墳(奥) 遠景 (東から)
↑荒山1号墳石室(北東から)