1号墳の玄室床面上南西隅から須恵器のはそう・杯蓋、太刀片など、左側壁沿いで刀子・鉄鏃、北側の床面と基底石の隙間からガラス小玉、羨道段部の石積みの上面から杯蓋、その他須恵器片・金属製品片・ガラス小玉・勾玉・管玉などが出土した。 2号墳周辺から出土した 三足壺は、北九州と美濃・尾張に分布の中心があるもので、竪穴系横口式石室を含め、両地域の関連が窺える。