長谷口遺跡は、標高200m前後の山地裾に位置し、縄文時代から近世末までの6期にわたる複合遺跡です。特に注目されるものは、縄文時代早期末葉の遺構と豊富な土器・石器資料そして近世末の茶道具(煎茶か)に関連する一括廃棄資料です。また、弥生時代の土壙から県内で2例目の板状鉄斧が出土しました。
長谷口遺跡第2面全景↑ 近世末の陶石を→ 粉砕する水車小屋跡
←縄文時代早期末葉土器