愛知県埋蔵文化財センター調査報告書 第192集 欠下城跡 ((かけしたじょうあと) (

概要:欠下城跡は愛知県新城市矢部に所在する遺跡で、JR 飯田線東新町駅より北2,400mの地点に位置します。

     調査地点では、平安時代後半から戦国時代にかけての遺構と遺物がみつかりました。12〜13世紀前半におきたと考えられる土砂流の上に、掘立柱建物・溝・土坑からなる居住域が鎌倉時代から室町時代まで営まれました。鎌倉時代の居住域の北には土坑墓が確認でき、現存する勅養寺との関連がうかがわれます。また、戦国時代の成果として、区画溝が確認できました。この溝は、新城市の史跡である欠下城址がある丘陵との境界に位置しています。詳細


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