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 縄文早期後葉の深鉢型土器
       石匙(携帯用小型ナイフ)  
     包含層から出土しました。土器の強度を高めるために、胎土に繊維を混ぜて焼いていた
ようです。
 
 計21点の石匙が出土しました。皮を剥ぐための道具で、まとまって出土するのは珍しいことです。縦型と横型があります。
 
   

遺物出土状況
深鉢型土器が口縁部を東方に向けて
横に倒れた状態で、検出されました。
 


左の写真の遺構より出土した土器 です。
胴部に文様があります。(拡大写真)

 

 
     
 
     
 

小型品で、一部を除いて復元できました。
 

底部と口縁の一部を除いて全体が
復元できた、数少ない資料です。