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2007年09月25日

愛知県埋蔵文化財センタ−・中日文化センター共同企画

このたび共同企画として,考古学講座を開設いたしました。
「愛知県 弥生文化発掘物語」 新しい弥生文化に触れる
開講日 10月第三水曜日 午前10時〜12時
場所  名古屋栄  中日文化センター

<内容>
愛知県内には,数多くの優れた弥生遺跡が存在します。
愛知県埋蔵文化財センタ−では,
県内各地で遺跡の発掘調査を実施してまいりました。
その中で,特に興味深い調査成果が得られました,
複数の遺跡をご紹介しながら,
時空を超えて皆さんと遙か古代の旅に出てみたいと思います。
伊勢湾の恵みと伴に,風土と景観を保ちながら独特の文化を築き上げてきた,
愛知の弥生人に出会ってみましょう。

<カリキュラム>
第1回(10/17)「洪水との戦い・弥生輪中のムラ 一宮市猫島遺跡」 赤塚次郎
第2回(11/21)「巨大な大型建物がある風景 稲沢市一色青海遺跡」 樋上昇
第3回(12/19)「愛知の銅鐸が語る 地の神への祈り」 宮腰健司
第4回(1/16)「矢作川流域巨大遺跡群とは 安城市下懸遺跡」 池本正明
第5回(2/20)「東日本最大規模の弥生都市 清須市他朝日遺跡」 永井宏幸
第6回(3/19)「東海としての弥生社会とは 縄文と弥生が出会う場所」石黒立人

問合せは中日文化センター まで。

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2007年09月21日

埋蔵文化財展の内容 その7

○調査課の宮腰です。
 9月8日(土)〜9月24 日(月、振替休日)にかけて行われる、平成19 年度埋蔵文化財展「戦の考古学—豊明の城—」の内容紹介の4回目です。

 今回は「戦をめぐる考古遺物」を紹介します。展示会を開いている豊明市はみなさんご存知のとおり、織田信長と今川義元の戦い「桶狭間の戦い」があった場所です。発掘調査でも「桶狭間の戦い」が行われた戦国時代をはじめ、弥生時代から古墳時代、昭和時代前半の遺跡で戦いに関係した遺物や遺構が見つかっています。

 展示では、環濠・逆茂木・乱杭列などの防御施設が出土している朝日遺跡の弥生時代の木製戈や石製短剣や、古墳時代の下山古墳の太刀・鉄鏃、清洲城下町遺跡で出土した戦国時代の鎧の部品や鉄砲玉、さらに名古屋城三の丸遺跡で見つかった昭和時代前半の陸軍関連の遺物などを紹介しています。

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▲名古屋城三の丸遺跡の鉄兜

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▲名古屋城三の丸遺跡の鉄砲玉

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▲朝日遺跡の鎧

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御山寺遺跡 地元説明会資料PDF

先日行われました岩倉市の御山寺遺跡の地元説明会。
たくさんの方々に、ご参加いただきました。
ありがとうございます。

当日の資料をPDFで公開します。こちら からダウンロードできます。

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2007年09月13日

埋蔵文化財展の内容 その6

○調査課の鈴木です。

9月8日(土)〜9月24日(月、振替休日)にかけて行われている、平成19年度埋蔵文化財展「戦の考古学—豊明の城—」の内容紹介の3回目です。

 今回はメインテーマの一つである「豊明の城」についてです。豊明市に所在する中世の城には、沓掛(くつかけ)城と大脇(おおわき)城があります。両方とも城跡の一部が発掘調査されており、城の構造や生活の状況などの具体的な様子が分かってきています。展示では、沓掛城遺跡と大脇城遺跡の調査で出土したさまざまな遺物を並べています。

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▲沓掛城遺跡の池の発掘調査状況

沓掛城遺跡では本丸の部分が発掘調査され、堀と土塁で囲まれた本丸には建物跡、井戸や庭園に伴う池などがあることが分かりました。そこからは天目茶碗や土師器皿、折敷(おしき:お膳の板)や木札などが出土していて、本丸で武家儀礼に伴う饗宴(きょうえん:宴会)が行われていたのではないかと想像されます。

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▲沓掛城遺跡出土の木札

大脇城遺跡では居館とその周辺の部分が発掘調査され、堀や溝で囲まれた居館や屋敷などが見つかっています。井戸からは常滑の壷と鉢が完全な形で出土していますし、この他にも土師器内耳鍋や刃物、鍛冶作業に伴う廃棄物などが発見されています。

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▲大脇城遺跡出土の焼物

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▲大脇城遺跡出土の鍛冶作業に伴う廃棄物

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2007年09月07日

埋蔵文化財展の内容 その5

○調査課の宮腰です。
 9月8日(土)〜9月24 日(月、振替休日)にかけて行われる、平成19 年度埋蔵文化財展「戦の考古学—豊明の城—」の内容紹介の2回目です。

 今回は「豊明市所蔵出土品」についてです。豊明市の遺跡というと、桶狭間の合戦に代表される桶狭間や沓掛城など中世・戦国の遺跡が有名です。さらにこれ以外にも、旧石器時代のナイフ形石器が出土している勅使池遺跡や古墳時代の集落若王子遺跡、奈良時代の瓦が出土した上高根行者堂遺跡、山新田古窯跡・九左山古窯跡・大蔵池古窯跡などの古墳時代から室町時代にかけての窯跡など、市内には多くの遺跡があります。展示ではこれらの遺跡から見つかった遺物を並べていますが、特に九左山古窯跡から出土した透かし穴・線刻花文のある香炉の蓋や、花文が筆書きされた碗は注目です。

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▲若王子遺跡

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▲山新田古窯跡

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▲九左山古窯跡


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2007年09月05日

埋蔵文化財展の内容 その4

○調査課の宮腰です。

平成19年度愛知県埋蔵文化財センター「埋蔵文化財展」の関連事業の「戦の跡を歩こう」の募集締め切りを延長します。
9月16日(日)の 第1回「清須城から那古野城へ」 は、締め切りが9月12日(水)までとなります。

9月23日(日)の 第2回「沓掛城から桶狭間へ」 は締め切りが9月19日(水)までとなります。

募集期間を延ばしますので、奮ってご応募ください。

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東中田A古窯 地元説明会のおしらせ

○調査課の岡久です。
 当センターでは、現在、豊橋市の南東部、東細谷町の国道23号線建設予定地内にある東中田A古窯の発掘調査を行っています。
 この古窯は7世紀中頃から8世紀初め頃の須恵器を焼いた窯で、付近には同じ頃の窯跡が数多くあります。今回の調査では、調査区の東側に窯体の一部と、工房と考えられる竪穴住居跡などの窯の操業に関連する施設がいくつか確認されています。調査区の西側には、反対側の尾根に存在した別の窯に伴うと考えられる灰原(灰や不良品などを捨てた場所)が広範囲に広がっている様子も確認されました。また、これらの窯で焼成されたと考えられる須恵器を中心とした多くの遺物が出土しています。

 こうした調査の成果につきまして、東中田A古窯の地元説明会を9月15日(土)午前10:00より行います。
この機会に是非ご覧下さい。尚、雨天でも資料配布と遺物閲覧は行います。

詳しくはこちらをごらんください。

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▲窯跡

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▲工房跡の掘削

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▲出土遺物

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