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2007年09月13日

埋蔵文化財展の内容 その6

○調査課の鈴木です。

9月8日(土)〜9月24日(月、振替休日)にかけて行われている、平成19年度埋蔵文化財展「戦の考古学—豊明の城—」の内容紹介の3回目です。

 今回はメインテーマの一つである「豊明の城」についてです。豊明市に所在する中世の城には、沓掛(くつかけ)城と大脇(おおわき)城があります。両方とも城跡の一部が発掘調査されており、城の構造や生活の状況などの具体的な様子が分かってきています。展示では、沓掛城遺跡と大脇城遺跡の調査で出土したさまざまな遺物を並べています。

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▲沓掛城遺跡の池の発掘調査状況

沓掛城遺跡では本丸の部分が発掘調査され、堀と土塁で囲まれた本丸には建物跡、井戸や庭園に伴う池などがあることが分かりました。そこからは天目茶碗や土師器皿、折敷(おしき:お膳の板)や木札などが出土していて、本丸で武家儀礼に伴う饗宴(きょうえん:宴会)が行われていたのではないかと想像されます。

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▲沓掛城遺跡出土の木札

大脇城遺跡では居館とその周辺の部分が発掘調査され、堀や溝で囲まれた居館や屋敷などが見つかっています。井戸からは常滑の壷と鉢が完全な形で出土していますし、この他にも土師器内耳鍋や刃物、鍛冶作業に伴う廃棄物などが発見されています。

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▲大脇城遺跡出土の焼物

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▲大脇城遺跡出土の鍛冶作業に伴う廃棄物

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