« 2006年11月 | | 2007年01月 »
2006年12月22日
報告書・年報・紀要リンク
○情報センターの赤塚です。
当センターが実施してまいりました発掘調査。
報告書・年報・紀要が簡単に検索できるようになりました。
「調査の位置」から検索できます。
検索した遺跡に関係する刊行物を一覧表示します。
さらに詳細画面から、年報・紀要のPDFをダウンロードできます。
ぜひ、一度アクセスしてください。
トップページのサイドメニューから
「遺跡の位置」

2006年12月18日
姫下遺跡 調査速報 1
○調査課の永井邦仁です。
安城市姫小川町内に所在する姫下遺跡では、昨年度の調査区に隣接する地点を発掘調査しています。調査期間は10月下旬から2月末までを予定しています。
姫下遺跡は鹿乗川流域の低地に展開する弥生時代中期以降の集落遺跡で、すぐ西側の台地上には全長約69mの前方後円墳である姫小川古墳があります。

▲06B調査区全景(南から)
3つある調査区のうち、真ん中の調査区(06B区)については、古墳時代前期(3〜4世紀頃)および平安時代(9〜12世紀頃)の集落が確認され、遺構掘削作業を進めています。いずれの集落も竪穴建物によって構成されています。ただ、削平によって遺構の上部のほとんどが失われており、遺物の出土が少ない状況にあります。

▲06B区からみた姫小川古墳
古墳時代の集落は、昨年度発掘された河川跡から出土した大量の土師器や木製品との関連が注目されます。また姫小川古墳がつくられる直前くらいの時期が中心とみられます。造墓やそこでの祭祀と集落の動向がどのように関わっていたのかが問題となってくるでしょう。河川跡からは平鋤や建築部材などが出土しています。

▲06C区流路跡出土の木製品
2006年12月14日
西浦遺跡 調査速報 6
●調査課の岡久です。
豊橋市石巻町に所在する西浦遺跡の発掘調査速報の6回目です。
日に日に寒くなってきて、現場は初冬の景色となりつつあります。石巻山とそれに続く周囲の山々も紅葉を配して一層美しくなっています。さて、今回の調査速報では中央北側のC・D区の2面目を紹介させていただきます。
▲C・D区2面空撮真上から 下がC区、上がD区
C区では、古墳時代後期〜古代の竪穴住居跡20棟・楕円形土坑4基・溝3条、室町時代の溝1条、戦国時代の溝1条、D区では竪穴住居跡9棟などが確認されました。
▲石巻山を背景としたC区南部の竪穴住居群
C区の竪穴住居跡の一部にはカマドの痕跡が見られるものもありました。その中でも1箇所は比較的残りが良く、下端部の構造が復元できる状態でした。ここからはこのカマドで使用されていたと考えられる「支脚状土製品」も出土しています。
▲649SBカマド及び「支脚状土製品」出土状況
D区中央付近には地山を掘り込む深い竪穴住居跡が確認されました。遺構の掘り込まれている状況の違いなどから、この場所には時期と位置が少しずつ異なる複数の住居が建てられていたと考えられます。ここからは古墳時代後期を中心とした須恵器や土師器類がたくさん出土しました。
▲759SB・849SB完掘状況
2006年12月11日
遺跡位置図
○情報センターの赤塚です。
当センターが実施してまいりました発掘調査。
その報告書が刊行されている情報について
簡単に検索できる仕組みを考えてみました。
ぜひ、一度アクセスしてください。
トップページのサイドメニュー
「遺跡の位置」

2006年12月06日
塚原1号窯跡・若宮1号墳 調査速報 1
○調査課の川添です。
現在、瀬戸市若宮一丁目で、塚原1号窯跡と若宮1号墳の調査を行っております。
塚原1号窯跡は鎌倉時代、古瀬戸前期の窯跡で、山茶碗も生産されております。確認された窯跡は1基のみですが、天井やダンパー部分が良好に残存しています。この調査では、窯跡のみならず、前庭部・整地部・灰原など、窯業生産の場全体が対象になっています。前庭部からは、古瀬戸では初例となる、戯画の線刻された四耳壷片が出土しています。また、若宮1号墳は6世紀末から7世紀初頭頃の後期古墳で、横穴室石室です。石積みの様子などが良好に観察できます。



寄島遺跡