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2006年12月14日
西浦遺跡 調査速報 6
●調査課の岡久です。
豊橋市石巻町に所在する西浦遺跡の発掘調査速報の6回目です。
日に日に寒くなってきて、現場は初冬の景色となりつつあります。石巻山とそれに続く周囲の山々も紅葉を配して一層美しくなっています。さて、今回の調査速報では中央北側のC・D区の2面目を紹介させていただきます。
▲C・D区2面空撮真上から 下がC区、上がD区
C区では、古墳時代後期〜古代の竪穴住居跡20棟・楕円形土坑4基・溝3条、室町時代の溝1条、戦国時代の溝1条、D区では竪穴住居跡9棟などが確認されました。
▲石巻山を背景としたC区南部の竪穴住居群
C区の竪穴住居跡の一部にはカマドの痕跡が見られるものもありました。その中でも1箇所は比較的残りが良く、下端部の構造が復元できる状態でした。ここからはこのカマドで使用されていたと考えられる「支脚状土製品」も出土しています。
▲649SBカマド及び「支脚状土製品」出土状況
D区中央付近には地山を掘り込む深い竪穴住居跡が確認されました。遺構の掘り込まれている状況の違いなどから、この場所には時期と位置が少しずつ異なる複数の住居が建てられていたと考えられます。ここからは古墳時代後期を中心とした須恵器や土師器類がたくさん出土しました。
▲759SB・849SB完掘状況

寄島遺跡