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2006年12月18日

姫下遺跡 調査速報 1

○調査課の永井邦仁です。

 安城市姫小川町内に所在する姫下遺跡では、昨年度の調査区に隣接する地点を発掘調査しています。調査期間は10月下旬から2月末までを予定しています。
 姫下遺跡は鹿乗川流域の低地に展開する弥生時代中期以降の集落遺跡で、すぐ西側の台地上には全長約69mの前方後円墳である姫小川古墳があります。
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▲06B調査区全景(南から)

 3つある調査区のうち、真ん中の調査区(06B区)については、古墳時代前期(3〜4世紀頃)および平安時代(9〜12世紀頃)の集落が確認され、遺構掘削作業を進めています。いずれの集落も竪穴建物によって構成されています。ただ、削平によって遺構の上部のほとんどが失われており、遺物の出土が少ない状況にあります。
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▲06B区からみた姫小川古墳

 古墳時代の集落は、昨年度発掘された河川跡から出土した大量の土師器や木製品との関連が注目されます。また姫小川古墳がつくられる直前くらいの時期が中心とみられます。造墓やそこでの祭祀と集落の動向がどのように関わっていたのかが問題となってくるでしょう。河川跡からは平鋤や建築部材などが出土しています。
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▲06C区流路跡出土の木製品

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