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2006年09月05日

西浦遺跡 調査速報 2

○調査課の鈴木です。

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愛知県埋蔵文化財センターでは、平成18年7月から、豊橋市石巻町に所在する西浦遺跡の発掘調査を実施しています。この遺跡は昭和40年に豊橋市内で教員をされていた木下克己さんが石巻山の南麓にある台地の縁端部で弥生時代や古墳時代の土器を発見して見つかった遺跡です。

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 今年度の発掘調査では7調査区(大きく5調査区)に分けて行う予定ですが、先週末(8月25日)までに、調査予定地の中で最も台地から離れたAa区の2面目の調査がおおよそ終了しました。

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 Aa区の2面目では、戦国時代から江戸時代前期の溝群と長方形土坑群などが確認されました。戦国時代から江戸時代前期の溝は、L字状に折れ曲がるものや十字に交わるものがあり、土地を方形にいくつか区画したものと考えられます。建物跡や生活に使用された道具等がほとんど見つかりませんでしたので、この場所は居住空間ではなかったようです。

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 加えて、Aa区の南部では地形が緩やかに下がって水が湧きやすい状態となっており、そこには長方形土坑が5基発見されました。これらはその大きさ等からお墓ではないかと推定しましたが、ご遺体や副葬品などは全く見当たらなかったので、はっきりしたことは分かりませんでした。

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