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2006年08月11日

西浦遺跡 調査速報

○調査課の鈴木です。

愛知県埋蔵文化財センターでは、平成18年7月から、豊橋市石巻町に所在する西浦遺跡の発掘調査を実施しています。この調査は、県道東三河環状線道路改良工事に伴うもので、今年度内に6000平米の面積を実施する予定です。
遺跡は豊橋市石巻町西浦にあり、石巻小学校の西に隣接しています。調査予定区域には現在も使用されている道路等があり、調査は7調査区に分けて行う予定です。
ここでは、この西浦遺跡の発掘調査成果をこまめにご紹介して行きたいと思います。
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先週末(8月4日)までに、調査予定地の中で最も南側のAa区の1面目の調査がおおよそ終了しました。
Aa区の1面目では、江戸時代後期の溝群と時期不明の溝群などが確認されました。

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江戸の溝は調査区に対して斜めに流れるものです。このうちの一つの溝には杭列が打ち込まれており、土留めされていたと推定されます。溝の具体的な用途はまだ分かりませんが、耕作用の水利施設の可能性が推測されます。

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この他に、調査区南部では段差状の落ち込みが確認されました。この落ち込みを整地した上に柱穴がいくつか発見され、掘立柱建物跡が建てられていたと考えられます。柱穴は根石を持ち、戦国時代の土師器皿が伴うものも見つかっています。

今週はAa区の2面目の遺構を調査する予定です。

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