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2005年11月25日

弥生の『玉』象眼

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○調査課の赤塚です。

 現在、愛知県清須市内で朝日遺跡の調査を実施中です。
 朝日遺跡は県下を代表する弥生集落ですが、出土する遺物も半端ではありません。今回は、昨年度発掘調査しました遺物の洗浄作業中に発見された面白い資料をご紹介します。

土器の表面が赤く塗られたとても綺麗な壺。私たちはこの壺を「パレス壺」と呼称しています。その壺の口縁部(口の部分)になんと、ガラス小玉が埋め込まれていました。
 小さなブルーのガラス玉を半分に割って(右側は欠損)、粘土が比較的柔らかいあいだに、土器の表面に押し付けているようです。このような事例ははじめてで、まさに最古の「玉」象眼かもしれません。土器のカタチから、西暦1世紀の終わり頃のものと思われます。

12月からはじまる、安城市歴史博物館の「畏きものたち」「埋蔵文化財新出土品展」で展示する予定です。

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