« 鴛鴨の王墓 | メイン | 木製品の樹種同定 »

2005年11月04日

水槽から出した木製品

調査課の鬼頭です。

保存処理の完了した木製品を水槽から取りだしました。出土した木製品は、木材の中の水分を樹脂に置きかえる保存処理をおこなって、木材の形を維持します。ポリエチレングリコールという樹脂を使います。この樹脂はロウソクのロウが熱により溶けて液体になるように、60度を超えると溶けて木材の中に染みこみます。そのため、木製品が漬けられている水槽はつねに暖かく保たれています。樹脂を完全に染みこませるには長い時間が必要です。写真でみられる木製品は昨年の夏に漬けこみました。

hoz-002.jpg

コメント