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2005年08月31日

くっつかない弥生土器

● 調査員の蔭山です。

 同じ事務所の隣で整理している一色青海遺跡の弥生土器の接合作業を覗きました。写真は弥生土器の接合をしているナカサン(仮名)「くっつかな〜い。」と悲鳴を上げています。隣ではサクサクと土器の接合を進めている仲間がいますが、どうも上手くいかないようです。しかし、本当はくっつかない土器たちが大半で、大きく復元できるのはごく一部なのです。
 我々は土器を接合する際にも土器の観察と分類が始まっています。土器を接合するために同じ文様や作り方をしているものや同じ色をしたものをまず集めてから、土器を接合し、組み立てて復元していくからです。そしてこの後実測したり、写真を撮る土器には石膏を入れて補強していくのです。

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2005年08月29日

名称変更について

このたび、愛知県(新)行政改革大綱の提言を受けまして、財団法人愛知県教育サービスセンターと財団法人愛知県スポーツ振興事業団が統合することになりました。
つきましては、当財団の名称が下記のとおり変更となります。宜しくお願い申し上げます。

(新名称)
財団法人愛知県教育・スポーツ振興財団
  愛知県埋蔵文化財センタ-

(変更時期)
平成17年9月1日(木曜日)

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2005年08月26日

平成17年度埋蔵文化財展

●調査課の赤塚です。

本年度の展示会はどうしたのですか?。という皆様からのお問い合わせをいただきましてありがとうございます。毎年実施しております埋蔵文化財展ですが、本年度は安城市歴史博物館で開催する予定になっております。昨年度までは夏休み期間中に実施しておりましたが、今年度は12月から翌年の2月頃までを予定しております。期間が近づきましたら、あたらめて詳細をご報告申し上げたいと思っております。本年度の埋蔵文化財展および埋蔵文化財講演会にご期待下さい。

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2005年08月24日

弥生土器の色

●朝日遺跡の整理をしている調査員蔭山です。

 最近土器の色にこだわりたいと思っています。そこで写真にて弥生土器の色(色調)を観察しているハマサン(仮名)「どの色にしようかな〜、迷ちゃう?」と、確かに土器の色はよく似ていて、全て同じかと思われています。しかし、朝日遺跡から出土する土器にはいろいろなかたちやデザインがあって、実は土器の色も変わるのです。よく見て下さい。赤や白、橙やピンク、黒色に灰色、茶色にそして・・・、千差万別です。それでも一定の発色をした土器たちのグループがありそうです。色を極めたいこの頃です。

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2005年08月22日

遺跡アルバムの追加

●調査課 情報センターです。

久しぶりに遺跡アルバムを追加しました。

古墳時代 :西川原古墳(幡豆町) 25コマ
戦国時代 :東端城跡(安城市) 50コマ

もちろん各々の写真に簡単な解説がついています。ぜひ一度ご覧ください。

>遺跡アルバム>古墳時代
>遺跡アルバム>戦国時代

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2005年08月19日

調査成果の公表

● 調査課の赤塚です

愛知県埋蔵文化財センタ−では、発掘調査に基づいた調査研究成果を、『研究紀要』にまとめて公開しております。そしてその全てを、いつでも必要な時にダウンロードできるようになっております。すでに多方面の研究において引用賜っております。
一論考単位でPDF化しており、かつベクターデータが多く掲載されておりますので、図版としてはほぼ無制限に拡大しても、一定の水準に達したものとなっております。
ぜひご活用いただければと思います。

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2005年08月17日

報告書ダウンロードについて

●情報センターの赤塚です

発掘調査報告書のダウンロードについて
ご活用いただいております報告書ダウンロードPDFですが、さらに活用しやすいカタチを模索しております。例えば現状ではある程度まとまりある頁をまとめてPDF化している関係から、大変大きなデーターになっています。
みなさまからのご要望は「今欲しい部分だけをPDF化してダウンロードできないか」だと思います。少し難しいですが努力してみたいと思います。とりあえずは章ないし節単位でPDF化する方向から検討しています。
ご意見ご要望をお待ちしてます。

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2005年08月15日

ライセンスの確認

●調査課の赤塚です。

ライセンスについての確認です。
報告書PDFダウンロード版については、以下の基本的な条件をご理解いただいて積極的にご活用いただければと思っております。
1、報告書PDFの使用にあたっては、編集・発行が愛知県埋蔵文化財センタ−によるものである点を明確にしてください。
2、報告書PDFを営利目的で利用はできません。
以上の条件下で、主に研究活動や学問的な発展、遺跡の保存・活用等に使用していただければ幸いです。
なお、その他の目的でご使用の場合は、別途情報センターまでお問い合わせください。

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2005年08月12日

資料紹介:腕輪形土製品

調査課の早野です。
 新しく誕生した清須市をはじめとする三市町にまたがる弥生時代の大集落、朝日遺跡。その朝日遺跡の最近の調査で腕輪形土製品が発見されました。発見地は西春日井郡春日町です。弥生時代中期後葉に築かれた方形周溝墓から出土しました。
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 朝日遺跡の腕輪形土製品は、オオツタノハ(南海に生息するカサガイの仲間)製貝輪をモデルに製作されたようで、赤みを帯びた貝の美しい放射肋を赤色顔料(ベンガラ)による彩色で見事に再現しています。内側の径を復原すると6cm内外となり、女性であれば何とか手を通せますが、厚さ数mmと薄いので、実際、腕にはめていたとは考えにくいでしょう。同じくオオツタノハ製貝輪をモデルとした非実用品として、古墳にしばしば副葬される車輪石が思い浮かびます。朝日遺跡の腕輪形土製品は、いわば「車輪石の先祖」とも呼ぶべき存在です。

 よく似た土製品は岐阜県今宿遺跡でも発見されていますが、調査員泣かせのとても珍しい一品です。よく似たものをご存知の方、とにかくご一報を!

詳しくはこちら。。。

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2005年08月08日

報告書ダウンロード

調査課の赤塚です。

愛知県埋蔵文化財センタ−では、刊行されました、ほぼ全ての印刷物をホームページ上からダウンロードできる仕組みを整えてきました。まだ完全ではありませんが、その目標に添って進めております。現在では2001年以降の報告書と研究紀要、平成11年度以降の年報がダウンロード可能です。
>報告書ダウンロードへ

なお、報告書は、全てのPDF化が終了しており、2000年以前の報告書につきましてはCD-ROM送付を実施しております。皆様から励ましのお手紙をいただいております。そして、現在までに100通前後の活用依頼をうけたまわりました。
ありがとうございました。
>CD-ROM活用依頼へ

報告書作成のデジタル化をさらに進め、資料公開への対応を敏速化しきたいと考えております。

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2005年08月05日

石屑にロマン

調査課の蔭山です。

朝日遺跡の出土遺物を整理している調査員の蔭山です。写真は朝日遺跡99Aa区の竪穴住居(SB26)から出土した石屑(遺構の埋土をから洗い出したものです)を分類、カウントしているところです。これで何を調べているかというと、そこの竪穴住居で弥生人が何を作っていたかを探るためです。写真に見えているのは下呂石という石鏃(石の矢じり)を作った際にでたカス、石屑たちです。この竪穴住居では、他にも様々な石器を作っていたようで、他にもいろいろな石屑が出土しました(分析結果は後日に発表予定)。

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2005年08月02日

叩き甕の実測

調査課の蔭山です。

朝日遺跡の整理をしている調査員蔭山です。朝日遺跡出土の弥生土器を実測しています。弥生土器の作り方を復元できるような実測図を描いています。写真にて弥生土器を実測しているキタさん(仮名)「目と肩と腰にくるわ~」。確かに細かい土器作りの雑作が多々みられます。
 写真にある弥生土器は弥生時代中期後葉(今から2000年程前)の煮炊き用の土器で、外面が煤けております。その中をよく見ると一度叩いて、刷毛目がみえ、その次にもう一度叩いて、下から刷毛目で形を整えています。そして仕上げにかめの口の部分と肩の部分に刷毛の工具による刻みを入れて仕上げています。このような作り方や形のデザインの観察を通じて、弥生時代の土器作りを考えていきたいと思います。

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