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西地・東地遺跡地元説明会開催について
西地・東地遺跡では、縄文時代中期から後期(今から5,000年前から4,000年前頃)を中心とした遺構・遺物が見つかり、集落の様相が明らかになりつつあります。この調査成果を見学して頂くために、地元説明会を開催いたします。
記
1 日 時 平成28年11月19日(土) 午前11時より1時間程度
2 場 所 西地・東地遺跡発掘調査現場(設楽町大字大名倉字西地ほか)
3 内 容 発掘調査で見つかった遺構の説明と見学、出土遺物の展示
4 調査主体 (1)委託者 国土交通省中部地方整備局
設楽ダム工事事務所
(2)受託者 愛知県教育委員会
(3)調査実施機関 (公財)愛知県教育スポーツ・振興財団
愛知県埋蔵文化財センター
(4)調査支援 安西工業株式会社
5 その他
○当日は説明資料を配布し、30分程度調査研究員が説明を行った後、現地を見学していただきます。
○参加は無料です。足元が悪いので動きやすい服装や履物でご参加下さい。
○雨天の場合は中止します(小雨決行)。
※現地までのご案内は、「設楽発掘通信No.23」でお知らせしております。当HPからダウンロードできます。
(公財)愛知県教育スポーツ・振興財団
愛知県埋蔵文化財センター 設楽詰所
担当 樋上・川添
電話 080-1571-4989(川添 携帯)
▲台石・磨石・石核などが入れられた土坑(縄文時代後期)
去る10月22日に岡山南遺跡(西尾市)で行われた地元説明会の資料をダウンロードサイトに掲載しました。
西尾市 岡山南遺跡の地元説明会資料(12.2MB)
ダウンロードサイト:現地説明会資料>2016年度
去る7月23日と8月11日に設楽町内の遺跡で行われた地元説明会の資料をダウンロードサイトに掲載しました。
設楽町 川向東貝津遺跡の地元説明会資料(54.4MB)
設楽町 滝瀬遺跡の地元説明会資料(345.9MB)
ダウンロードサイト:現地説明会資料>2016年度
昨年度は縄文時代早期から中期中葉(今から九千年前〜五千五百年頃)の炉跡を含む集石遺構群のほか、中期から後期(今から四千五百年前頃)と思われる竪穴建物跡、後期の土坑(今から四千年前頃)などが見つかり、集落の様子がしだいに明らかとなってきました。
今年度は、これまでに縄文時代中期から後期 (今から四千五百年前頃)の石囲炉をもつ竪穴建物跡一棟と土器埋設遺構などが確認されたほか、縄文時代後期前葉から中葉(今から四千年前〜三千八百年前頃)を中心に、多数の縄文土器・石器が続々と出土しています。
開催日時:8月11日(木・祝) 午前11時から
場 所 :設楽町 滝瀬遺跡
*当日お車でご来場の際には、遺跡に近接する駐車場にて係員がご案内いたします。
*説明資料を配布し、30分程度調査研究員が説明を行った後、現地を見学していただきます。動きやすい靴でお越しください。
*開催の詳細・お問い合わせは、愛知県埋蔵文化財センター調査課(電話0567-67-4163)、川添和暁(080-1571-4989)まで、お願いします。
来る7月23日(土)午前11時に設楽町の川向東貝津遺跡にて、地元説明会が開催されます。
昨年度の調査では縄文時代中期と後期の集落跡(今から4,800年~4,400年前)を発掘しました。今年度の調査では、より古い時代の縄文時代草創期(今から12,000年前)と後期旧石器時代の石器群(今から16,000年前以前か)の調査です。
調査では、有舌尖頭器(ゆうぜつせんとうき)などの石器が出土しはじめており、当時の様子が明らかになりつつあります。
地図などは、埋文ぶろぐ をご覧ください。