愛知県埋蔵文化財センター調査報告書 第113集
   
 遺跡の概要        
 

御船城跡は愛知県豊田市御船町字島田にある中世城館を含む遺跡です。
伝承「御船城」は三宅一族の城館で、応仁の乱ののちの1470年以降に城館が置かれ、1564年に焼失するまで存続していたとされます。地籍図から城館は調査区の北方に位置したと推定されます。

 

右の写真の史蹟解説文
 
     L字状の溝

調査区遠景(南西から)
 

L字状に曲がる溝が見つかりました。城館に近接する屋敷地に関わる、区画溝の一部であったと思われます。

 

区画溝(南西から)
 

区画溝検出状況
     出土した遺物    
   

灰釉輪禿皿
 

天目茶碗・丸碗