遺物
古代の遺物としては、須恵器・土師器以外に、布目瓦や瓦塔、製塩土器、土錘などが出土している。須恵器・土師器の時期は、須恵器の編年により東山44号窯式から岩崎41号窯式までが主体である。
須恵器 高杯
土師器 甑(こしき)
軒丸瓦
中世の溝や井戸から、灰釉系陶器の椀・皿や古瀬戸段階の施釉陶器などの遺物が出土している。まとまって出土したのは井戸からで、他の遺構からは破片が出土する程度である。時期は、灰釉系陶器の編年で4型式から9型式、古瀬戸では中期から後期のものが主体である。
灰釉系陶器 椀
古瀬戸 四耳壺
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