平手町遺跡 弥生中期
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  <弥生時代中期の環濠>
推定幅6m・深さ1.5mの溝です。調査の結果、西志賀遺跡で見つかった溝と、年代・方向・形より、同一の溝である可能性が高いことから、西志賀遺跡の居住域を囲む環濠であると、考えられます。
写真上:溝の断面(南西より、白い部分は貝層)
写真左:溝の断面(北西より
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<長頸壺1>
この時期で最も特徴のある土器です。口縁外面に指腹で押して付けた、連続した突帯が1条めぐり、口縁内面には貝の背面で矢羽根状に付けた圧痕があります。また体部には二枚貝を使って付けた文様などが施されています。
写真左:長頸壷
写真中;口縁外面の突帯と、口縁内面の矢羽根状の文様
写真右:貝で付けた文様

<長頸壺2>
体部にはX字状の紋様や、貝を押し付けて模様を付けた同形浮紋など、色々な紋様が施されています。
(体部の文様の拡大写真)
     
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