一遍聖絵-いっぺんひじりえ-

 「一遍」とは、鎌倉時代に時宗の祖となった念仏聖・一遍上人(1239〜89)の生涯を描いた絵巻で、「一遍上人絵伝」とも呼ばれます。12巻から成り、一遍の弟子聖戒が文を、伝記不明の画師円伊が絵を描いた清浄光寺・歓喜光寺・東京国立博物館(第七巻のみ)所蔵のものは国宝となっています。その他に宗俊の書いた「遊行上人絵」と呼ばれる全10巻のものもあります。

参考URL : e国宝 国立博物館所蔵 国宝・重要文化財 
 http://www.emuseum.jp/detail/100156

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