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出土した瓦 瓦(かわら)のふき方の移り変わり

日本の建物の屋根には瓦がたくさん用いられています。
瓦の並べ方はおおよそ2つの方法があります。

丸瓦(まるがわら)と平瓦(ひらがわら)の2種類の瓦を使う本瓦(ほんがわら)ぶきと、桟瓦(さんがわら)だけを使う桟瓦(さんがわら)ぶきの2つです。

400年くらい前の清須城(きよすじょう)では、本瓦(ほんがわら)ぶきで屋根が作られていました。

実際に本丸の東側を発掘調査してみると、平瓦がダンプカー1台分、丸瓦がその半分くらい出土しています。(うーん、すごい量!)

本瓦葺き


桟瓦葺き


清洲城下町遺跡出土 平瓦

▲清洲城下町遺跡出土 丸瓦
   
1種類の瓦だけを使う桟瓦(さんがわら)ぶきはもう少し新しく、今からおよそ250年前から使われるようになったと考えられています。